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煙突掃除と内部清掃

 
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日中はまだまだ残暑が残っていますが朝晩涼しくなって来たのでお客様から煙突掃除のお問い合わせが続けて入って来ました。

日曜日に煙突掃除した施主様の3歳年下で高校の後輩でもある今日の施主様はお二人ともKD01ユーザーであると言う偶然。

今日は1寸勾配の屋根上での煙突掃除なので難易度が格段に低いと感じます。 単に掃除をするだけでなく翌年からはご自身でしっかりとお掃除出来る様に道具の使い方や劣化するポイントなどを伝えながら先ずは煙突内部のお掃除から着手です。

 

煙突トップにアクセスする事が可能で、真っすぐ直線のレイアウトであればチムニーボールの使用が最も安全で早く簡単なので今回も使用しました。 1寸勾配の屋根上作業ならロッドを使用しても負担感は少ないけれど、日曜日にお邪魔した8寸勾配の屋根になるとロッドとインパクトと工具類を携えながら急こう配の屋根上を移動するので恐怖を感じてしまいます。

 

掃除自体は超絶簡単で、トップを外しておもりを下ろして行けばすべてが終了。あっという間に終わってしまうので皆さん拍子抜けしちゃいます。

そして煙突掃除のメインは本体内部に堆積した灰や煤を集塵機で除去する事になるのだけど、しっかりと養生をしないと煤が飛び散ってエライ事になってしまうので非常に気を遣います。

今回の現場は煙突内部の煤は非常に少なかったけど、本体内部には通常量の灰が積もっていたのでお掃除して大正解です。

外した天板は裏返しにして施主様ご夫婦に真鍮ブラシで磨いて頂きました。

その間に私は内部のススをブラシで本体底部に掻き落として集塵機で吸い取り、サイクロンを取り出して摩耗の確認です。ブラシで煤を落とす時は部屋に粒子が舞い上がるので集塵機のホースを作業エリアへ近づけて常に吸い続けると汚れが広がりません。

核心部分は去年モデルよりもステンレスの肉厚を増やしているので劣化を確認する事が出来ませんでした。

この写真は日曜日に実施したお掃除写真なのだけど、今回も作業風景は同じでアマゾンで購入したお掃除ロッドを使って本体出口の煤をお掃除しました。 煙突掃除に使用するのであればロッドの柔らかさがネックとなるけど、本体内部を掃除する時はとても楽にお掃除できるので僕のお気に入りです。

 

本体出口からダンパーまでの約300㎜の距離もお掃除ロッドを使い入念に煤を落として作業は終了です。

何回もお掃除に出向き、掃除道具と手順になれて来たので数時間で作業が終了しますが全く未経験だと休憩しながら半日は時間を費やすと思うので来年はご夫婦で取り組んで頂ければと思います。

 

DIYが得意な方は不要かも知れませんが、口頭でメンテナンスを説明しても中々細かいポイントを伝えきれないので、一緒に掃除を行う事で今後長きにわたって良い状態を維持出来るでしょう。

1月に納品してご夫婦にお会いしたいな~と思っていたのだけど、煙突掃除のタイミングでお呼び頂き談笑できる関係性に感謝でございます。

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