リフォーム途中の現場を確認
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今年の初旬に工場へ見学に来て下さったお客様から、セルフビルドでリフォームを行っている途中ですが設置場所の相談をしたいとのご連絡を頂いたので早速現地へ赴きお話を聞いてみる事にしました。
家は明治に建てられた物凄く立派な建物で、建築は明治だけど家自体は江戸期の木材を移築しているそうなので一体何年前のおうちなのかさっぱり見当も付きません。
昔の間取りなので田の字の和室が有って、増築されたキッチンなどが繋がっているのですが今現在は床板のほとんどは撤去されて束石の上に柱が立っているのが目視できる状態でした。
そして今後ストーブを設置するに当たり、理想的な場所を決めるべく私が訪問して色々な制約の中で一番よさそうな場所を探して行きました。
今回の住宅みたいな古民家は一見2階スペースが有りそうに見えるけれど、実態は階段などが接続されておらず道具や茅を乾燥させる倉庫的な使われ方をされているのが一般的なので1階と2階の梁に干渉しない場所に煙突を貫通させることが出来れば、設置する場所はお好みで良いとお伝えしてご希望の生活環境にフィットする位置を決定し今回は現場を後にしました。
とりあえず今回は玄関を入った土間スペースへ置く事にしたので、現場を3Dスキャンして今後の進捗が進めばより具体的に寸法などをお伝えして行こうと思います。