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富山県にて打ち合わせ

 
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久しぶりのブログの投稿になります。ブログの更新をしたいと言う希望はあったのですが、1年ぶりに風邪をひいてしまい布団で寝ていたので投稿が滞っておりました。

今回は富山県へ打ち合わせに行きました。しかし打ち合わせの予定日がちょうど風邪をひいている時だったので、先方にはご迷惑をおかけして非常に申し訳なかったです。

長距離移動は電車一択

先週行った高知県もそうですが、基本的に電車が走りアクセスできるところは電車で移動するようにしています。

自分が運転しなくても定時で移動できるし、非常に体が楽なので電車の快適さに慣れてしまえば自動車を使おうと言う気持ちにはなれません。

特に今回は体調が悪かったので、電車に乗らなければ移動する事は難しかったと思います。電車で移動できる場所で本当にラッキーでした。

今回はお昼前に富山県到着を目指していたので、初めてJR西日本で朝夕方1本ずつしか運行していない。通勤特急「らくらくはりま」と言う全席指定の特急列車で新大阪を目指します。車内は3人ぐらいしか乗客がおらず、ほぼ貸切で新大阪まで移動することができました。新快速に乗れば同じような時間で移動できるけど、非常に乗客が多い路線なので特急を選んで正解。

新大阪からはサンダーバード号に乗り換え金沢駅まで直通です。

3月からは途中の敦賀駅で新幹線に乗り換えとなり、敦賀富山間の所要時間が約20分短縮になるので北陸が近くなりますね。

金沢と富山間で部分営業をしているピカピカの車両を楽しむ時間は僅か20分でしたが、次回の乗車時間が楽しみ。

富山駅の改札口で施主様とお待ち合わせして、現地のお仲間たちのアテンドで設置予定の現場に無事到着することができたのは13時位。

打ち合わせ

現場に到着すると、工務店の社長さん、担当さん、設計事務所の副社長さん、施主様、私の5人が集まって話を進めていきました。

当初のご希望では、お部屋の真ん中にストーブを置いて眺めることをお話しされていたのですが、打ち合わせに訪れたときには、もう屋根材の設置が終わっており工務店さんの社長曰く、今の時点で屋根に穴を開ける事はできませんと教えてくださいました。

そういったわけで、事前にチムニーボックスの図面や煙突の固定する場所をどこにするかなどをまとめた資料は不要になり、壁出しするにはどこが最適かと言う話し合いになりました。

ただここにも制約があり、縦リブのついた壁面材の強度を保つ関係からリブを切断開口することは不可なので、リブの中心を狙って煙突を抜くことになります。

ということは、設計の基準となるのは壁材のリブ中心であり、センターから煙突の通路を展開する設計となります。

私の仕事

工務店さんが仕事を進めるにあたり、私がストーブ設置図面を書いて煙突固定金具の下地場所を指示することが必要となります。

設計士さんから現場の図面をいただく話にはなっていましたが、先方も多忙ですので、私が現場でスケッチした寸法をもとに、おおまかなレイアウト図を帰宅した翌日に作成し、工務店からもらったCAD図面をもとにラフ納入図面を修正して行きます。

現在も大工さんが現場でどんどん仕事を進めているので、スピード感ある設計を心掛け現地に行ってから2日後にはおおよそのレイアウトを完成することができました。

後は使用金具の一覧や壁面下地の指示図面など細やかな仕上げをする必要ありますが、まずは8割が出来上がった図面を主様に提出してレイアウトの確認と伴に変更のご希望をお伺いします。

薪ストーブの仕事をしていると、どうしても工務店さんと協業が必須となり色々な業者さんがいらっしゃる中、今回の工務店の責任者の方は「私たちも関わる仕事なので、人の仕事なんか知らないよとか言わずに一緒に協力して前に進めましょうと」心強い言葉をかけてくださったので、非常に嬉しかったです。

まとめ

現地下見に行っても仕事が終わるわけではなく、むしろ帰宅してから資料を作って進むべき方向性をまとめていくので、机に向かってデスクワークをする時間が必要だったから、落ち着いてブログを書く時間を取ることができませんでした。

すべての話がまとまると、本体の部品発注、煙突の手配等いろいろ事務作業あるのですが、すべての出発点となる設計を失敗すると取り返しがつかなくなるので、1番地味ではあるけれども、最も重要なパートなので慎重にまとめていきたいです。

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