ヒミエルストーブ

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新バージョンは良きかな

 
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三寒四温、今日は朝からずっと雨がふって寒かった。

そんな時はテントの中に設置したSD01の出番です。 去年の年末にヒートライザーを改良してからコントロールの幅が以前にも増して広くなったのでとても便利なんです。

具体的に説明すると、炉内に残った熾火の量に対応した薪を供給するだけでとろ火から大火力までほとんど無煙状態を維持できます。

個人的に使っていて便利な場面は、もう何度も書いているので又かよと思われて仕方ないのだけどお昼休みのお弁当とお昼寝の時間。ちょっと大きめの薪を2本投入して排気を少し絞ってあげるだけで驚異の長時間燃焼が可能となります。

以前も長時間燃焼だと思っていたけど、1個上のギアを使っているような感じなんだけどこれがうまく説明できない所がもどかしい。

あと、炉床に1丁の耐火煉瓦を敷いて保温しているので熾火状態の場所へ薪を投入しても再点火が非常に楽です。

私は仕事中は作業スペースでストーブの製作を行い、休憩時間にテントの中で暖房を取るから1日のほとんどを放置しているんだけどそれでもしっかりと恩恵を感じるのでお気に入りなんです。

来月に納品するSD01の特注バージョンは改良型で出荷する初の製品なので気合い入れて絶賛製作中。この形を作るのは約1年ぶりなので作業工程なんてすっかり忘れていたけど、結構手間暇かけております。

特に溶接距離が長いので、サンダーで研削する量が半端なく多い。そして段差無く仕上げるために何度も肉盛りするから、脚の部分を仕上げるだけで訳1日を費やします。

ユーザーにすればそんなことはどうでもよいのでこれ以上の自己満足呟きは割愛しますが、高性能を発揮できるように中身に配慮して設計したのでテスト燃焼を行うまでは断言できないけど、狙った性能が発揮できればおそらくこのストーブを気に入ってくださると思ってます。

使って見ないと使用感なんてわかりっこ無いけど、今から燃えている場面がイメージできるくらいこのSD01に掛ける意気込みは大きいので、頼むから上手くいってくれ~と後は神頼みですね。

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