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工事が進んだ現場へ煙突設置の下見に行く

 
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当初の予定では下見ではなくて煙突の設置工事を予定していたんだけど、大工工事が遅延したと工務店の監督さんから連絡があったので下見に変更すると同時に施主様が工事現場の近所へ開店したヴィーガンカフェのオープニングイベントに参加しました。

一人の長距離移動は電車一択なので、今回も6時始発の東京行き新幹線に乗り込み京都でサンダーバードに乗り換え、金沢でもう一度新幹線に乗り換えます。

次回電車で移動するころには北陸新幹線が敦賀まで延長しているので、金沢まで特急でアクセスできるのも最後。 確か20年前は富山まで特急に乗って向かっていたので時間が進んだのだと実感しますね。

目的地の富山県射水市へは高岡駅が最寄りなんだけど、新幹線が停車する新高岡駅とはちょっと離れているのでシャトルバスを利用して高岡へ移動した後は万葉線の路面電車に45分乗って移動となります。

新幹線や特急はよく乗るけど、今まで路面電車に乗る機会は無かったので新鮮な感じだったけど、乗車感は神戸三宮とポートアイランドを接続するポートライナーと似てました。

途中駅までは新しい路面電車に乗り、終着点で駐車してた電車に乗り換えて目的地へ進みます。

乗り換えた車両がこちら。

外観だけじゃなく、中身もレトロで昭和の雰囲気が満載。

いい感じで電車の旅路を楽しめるので私的には最高なんだけど乗客は皆無だったので、ローカル民の方々は自動車を利用するのかな?

そして6時の始発に乗って現場へ到着したのが11時前。乗り換えが比較的スムーズに行って約5時間の移動だったけど座っているだけなので新聞を読んだり寝たので楽に到着できました。長距離移動は電車で距離を稼いで、近くまで来たらレンタカーが一番楽なのは間違いない。

事前に路面電車でのアクセスをお伝えしていたので、施主様が駅にお迎えくださりまずは工事現場へ下見に行きました。

現場へ行くと1月の打ち合わせ時とは大きく異なり、大工工事が大きく進捗して家っぽくなっていると同時に薪ストーブ設置スペースの下地も完成してました。

今回の煙突レイアウトは壁抜きを採用しており、外壁材がハゼ付きのガルバリウム鋼板なので穴を開けることが出来る場所に制約があり、最初の設計段階から炉壁と煙突の距離がかなり接近しておりました。

そして現場を確認し、炉壁の装飾に使用する大理石の厚みをお伺いすると壁面と煙突のクリアランスがわずかだという事が判明したので煙突のレイアウトを変更し、45度のエルボを2つ使用して炉壁とのクリアランスを確保することにしました。

壁抜きの場所が床から4M以上高い場所だったのでレイアウトを変更できる距離の余裕があったのと、工事を行う前に現場を確認できたことが本当に幸運です。

施主様へ、現状の問題点と対策、それに伴う使用部材など対面でお話を進めることが出来たので現場へ来た甲斐があるというものです。

これが、現場完成の報告をもらって煙突と本体設置を一気に行う予定だったら工事を中断して帰宅しなくちゃダメでした。

現場の打ち合わせが終わったら、すぐ近くに開業したカフェのオープニングレセプションに参加して懇親会までお誘いいただきました。

数々のデザインを手掛けている施主様の作り上げた空間は什器のセレクトだけでなく、店内へたくさん光が降り注ぐ素敵な空間。

次回工事に行くときも、ぜひお土産を買いに行くつもりです。

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