ヒミエルストーブ

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好きな方を選ぶのが正解

 
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今日は台風1号が日本の南岸を通過した事により近畿地方は朝から大雨。そして朝の気温は13度くらいで薄着ではちょっと肌寒く感じたので工場に常設しているSD01に火を入れて暖を取りました。

昨日までは蓄熱式サウナストーブの実験をしていたので燃焼風景の違いが良く分かります。

燃焼や暖かさの違いを感じるほどに、優劣で論じるのではなく自分のライフスタイルや使用場面に応じて使い分けるべきだと思う。

別の言い方をすれば、自分が気に入ったらどんなものであっても最高の製品。

僕は長浜ラーメンが好きなんだけど、嫌いな人も普通にいるので好みの問題を論じても仕方ないよね。

ただ単に、僕はロケットマスヒーターの効率よい燃焼サイクルが好きなんです。

でも、クリーンバーンの手軽さも便利なので使用環境に応じて使い分けたい。

今までロストルと灰受けを備えた製品を制作したことが有りませんでした。理由は床面に耐火煉瓦を敷き詰めて蓄熱すると熾火状態からの再点火が非常にスムーズに行くからです。

しかし、ロストルから空気を送り込めば強力な上昇気流であっという間に太めの薪にも火をつけることが出来るからこれも目的に応じて使い分ければ良いのでしょう。

個人的な話になるんだけど、クリーンバーン機で好きなのは石系の構造体に直接炎が接触するモデルで製品名を挙げるとアルテックやエイトノット。

どちらも石が温まるまで少し時間が必要だけど、巡行運転に入ると良い感じで放熱してくれます。

しかし、これも使用環境によりデメリットにもなる訳で例えばご夫婦伴にお勤めて朝晩サッと昇温してすぐに出勤や就寝する様な状況だと鋼板製のストーブの方がすぐに温まるので便利かも知れません。

何が大切かと言えば製品特性とユーザーの使用環境が合致する商品選択が一番大切。

私は今回製作した蓄熱式サウナストーブ以外にもう一件レンガを積み上げて作るサウナストーブの仕事を請け負ってます。

両方サウナストーブなので同じようなタスクが重複するかと思っていたんだけど、実際は全く別ジャンルの仕事でした。 なぜなら、レンガを積み上げて作るストーブは温まるまでにオーナーが半日ほど薪を追加してやっと使用できるのに対し、鋼板製ストーブはお客様がご自身で火をつけてサウナを温めます。

どちらもお客様をお招きして営業するんだけどオペレーションも営業スタイルも全く異なるので求められる要素が全く違うのは自明。

なので、まずは自分がどのようなスタイルで薪ストーブの生活をしたいのか相談してくれるとより具体的なアドバイスが出来ます。

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