リフォーム途中の現場へ煙突を設置
当初の予定では8月末に煙突を設置する予定だったのだけど、台風10号の進路が読めないので5日程順延を行い薄曇りの中煙突を設置に行きました。
現場はリフォームの真っ最中で、煙突貫通部分は吹き抜けになる予定だから床面が残っている間に2階床面付近まで煙突を取り付け、後日炉台や遮熱板が出来上がった時点で本体を搬入します。
現場に到着すると薄曇りで時々パラっと雨粒が降ってくる微妙な天候。
快晴だと雨の心配は無いけど、屋根上が灼熱地獄となるのでちょうど良い天気かな。
屋根へのアクセスはチムニーボックスを施工した後、足場をそのまま残して頂く事をお願いしていたので部品の搬送がとてもスムーズに行きました。
現場あるあるなのだけど、私からの要望で施主様が足場の設置を工務店に依頼しても現場の判断でそんなのはハシゴで十分と言われてしまう事もあるので非常に有難い。
特に屋根勾配が4寸以上で梯子の固定が微妙に難しい現場は、チムニートップの水切り金物を担いで梯子を上る事は出来るのだけど足元が不安定なので一人作業では屋根に移動する瞬間に危険を感じます。
固定金具や水切り、煙突等を安定した姿勢で運べるか否かは工事品質だけでなく安全対策にもなるのでこちらの要望としては安全第一で作業を計画したいのですが、施主様からのご依頼すらスルーする工務店も有るので難しい問題です。
屋根上まで階段を使って昇降できるだけで体力の消耗を削減出来きるし、天気も曇りなので非常に幸運。
曇りが続くと思っていたら、時折天気雨がパラついて来たので途中の写真は省略して、屋根上の煙突を固定して水切り金物を被せたらまずは一安心。
室内側へおろした煙突の中心から下げ振りをおろしてセンターを出し、サシガネで煙突のセンターを壁面のマスキングテープに移して固定金具の位置を割り出します。
いろいろ試したけど、煙突のセンターを壁面に移して金具を固定する方法が一番正確。
金具のセンターと水平を両方確認した後ビスでしっかり固定を行い、煙突を接続して垂直に間違いが無い事を確認してやっと一安心。
チムニーボックスと固定金具の2点で煙突の固定を行い、垂直がしっかり出ていれば後は下方向へ接続を繰り返すだけなので気分も軽やか。
固定金具の下側へ煙突をつなぎ合わせ、本日予定していた作業が終了したので最終確認を行うと、何度も確認したハズの煙突の垂直が微妙に倒れていることに気付きました。
最初は勘違いかと思い、何度確認しても結果が変わらなかったので原因を探そうと思ったんだけど早朝から休みなしで作業を行っており、疲労も溜まって思考力が落ちているから施主様へ相談の上翌日に原因究明と修正を実施する事に。
とりあえず、屋根上の作業は終了しているので雨が降っても大丈夫だし初日の進捗としては十分でしょう。