ヒミエルストーブ

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構造は簡単だけど作るには手間はかかる

 
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ICの部品を作り終えると、やっと本体の組み付けに着手。

一見、円形なので作るのが簡単かと思うけど実際は真逆で四角形の方が部材を溶接するだけで形状が完成するので組み付けの難易度が非常に低い。

ロールベンダーで巻いた鋼板は当然として、丸いパイプも微妙に真円ではなくて、部品同士を接続してツライチに仕上げるには内部をジャッキで押したり接合面を引っ張ったりして仮止めを行うので、四角形だとザーッと溶接に着手できる時間を仮止めに費やします。

そして、サンダーで溶接肉を削り真っ平に仕上げるんだけど肉が少ない部分の手直しなど行うと1日なんてあっという間に過ぎちゃう。

ヒミエルの方が作り慣れていると言う事もあるけど、ICも抑えるべきポイントが多いので気を抜くことが出来ません。

先日はドアと吸気口を取り付けました。 

ドアは治具を使用して開閉がスムーズになる場所へ溶接。半自動溶接機を使うと掃除困難な場所へスパッタが飛散するのでTIG溶接機を利用して肉を盛り上げて行きます。

今回から平面での仕上げや、外観で目立つ場所はTIG溶接を多用してみました。

溶接速度は半自動の半分以下だけど、サンダーの研磨やスパッタの除去時間を足し合わせるとTIGを使用する方が仕上がりが早いかな?と思い試してみました。

あと2〜3日で形が完成して、その後塗装を行い試運転をすれば完成となるんだけど今週は煙突工事や現場への下見など制作以外のタスクを予定しているので週末までに完成すれば嬉しい。

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