ヒミエルストーブ

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丹波篠山へ設置の下見に行く

 
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2年前にヒミエルストーブを導入して頂いたお客様の家を施工した工務店の社長さんからヒミエルストーブのご注文を頂きました。

当時の私は設置する事に必死で、今になって振り返れば社長さんからの質問に対して、明快に説明できなかったと後悔するのですがそれでもヒミエルが目指す方向性を理解して頂き、今回のご縁に繋がったことは本当に嬉しい。

ハンドワークスと言う工務店を営んでいる施主様は大工仕事だけでなく設計、デザインもされる稀有な方で、どちらかと言えば学者風の雰囲気が漂う理論派の技術者。

インスタに投稿されるお仕事を見ると、自然の樹木を活かした東屋から茅葺の古民家、建築士が設計したひし形のおしゃれな建物などテンプレートに無い形状をご自身の技術とセンスで創造されており、私も色々な工務店さんを見てきましたが、ハンドワークスさんの技術は本当に凄いと思ってます。

導入のご相談を頂いた時には写真中央に出来上がっている炉台と申しますか、ストーブの設置場所が出来上がった状態でこの中にSD01を設置します。

費用的な制約があれば、新作のICも選定候補にどうかと思いご案内したのだけどロケットマスヒーターの構造がお好きだとの事でしたのでSD01をチョイス。

ただし、煙突の配管に関しては少しだけ厄介で、建物の構造上煙突をまっすぐに立ち上げることが出来ず円形の炉壁内部で45度折り曲げてピンポイントで狙った屋根部分を貫通しなくてはなりません。

施主様自身が従業員さんたちを指導する技巧派の技術者さんなので煙突施工に関する心配事や懸念など一切持たずに作業を実施できることは有難いのだけど、未経験の工事なので気持ちが引き締まります。

緩やかな屋根勾配の場所で作業できるので非常に有難いのだけど、市販のフラッシング金物を取り付ける場所が無いので今回は私がステンレス板を溶接して特注の水切り金物を製作する事に。

天井を開口して寸法さえ分かれば、商社へ曲げ加工を依頼してTIG溶接を行うと準備できるのでこの辺りは問題ないでしょう。

施主様がご自身で建てられたご自宅は私が好きなテイストでとてもおしゃれな空間。

下見に訪問すると、ストーブ導入だけでなく雑談に花が咲いてしまい少し長居しちゃったのですが色々なお話を聞くだけでも面白い。

恐らくだけど、性能に関しては一切の不満点を解消しているので冬季に入り実際に使っていただくのが楽しみだし、早速部品を注文して納期に間に合うよう頑張らなきゃ。

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