フラッシングの裏張り断熱

単板の窓ガラスをイメージしてもらうと良く分かるのですが、外気と接触する金属面の室内側には必ず結露が発生するから、フラッシングの施工を行う時私は裏側へ断熱材を施工します。

裏張り以外で結露を防止する方法は、断熱材の充填も効果的なのですが室内側からグラスウール上の断熱材を上向きに押し込むと目に繊維くずやごみが落下してくるのが苦痛なので私は工場であらかじめ準備できる裏張り施工派。

前もって型紙を作り断熱材へ形を写してシリコンで固定。

断熱材はスーパーフェルトンと言う5mm程度の不燃断熱材を使用してます。

工場などで使用されている折半屋根の裏側へも結露防止の為に断熱材が張り付けられており、断熱材が無ければ雨漏りかと勘違いする位に滴が落ちてくるので馬鹿にできません。

本当はしっかりと気密を取って室内空気が外気と接触しない様にするのが良いと思うのだけど、可燃物を煙突周りに施工したくないので今はこの形に落ち着いてます。

裏側へ満遍なく断熱材を固定して、1晩乾燥させたら準備は完了。

元の箱に収納して現場へ設置するのを待つばかり。

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