ヒミエルストーブ

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天板が100度まで昇温に必要な時間は30分です

 
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しばらくぶりの更新です。急ぎのタスクに忙殺され、ブログ更新を怠ってしまいました。こんなに更新する期間が空いてしまったのは初めてじゃないかな。

おまけに、どうでも良い話なのですが3年間使い続けた格安キーボードのタッチが硬くなっているのを無視して使い続けた結果、指が腱鞘炎になってしまい長時間のタイピングがとっても辛いです。

右手の指が鈍痛でどうにもなりません。 

キーボードが原因か分かりませんが、対策として高級キーボードに分類されるrealforceを注文したので、到着が待ち遠しい。

ロケットストーブが暖まるのに必要な時間

真冬は冷え切ったお部屋を直ぐにでも暖めたいですよね。 私のロケットストーブは、点火してから天板の温度が100度に到達するのに約30分必要です

焚き付けの太さでも変わって来るのですが、概ねその位の時間が必要になってきます。

時間軸の温度変化をグラフにするとこのようになります。比較の為に台形のシェーカーストーブのデータも並記します

ロケットストーブの温度上昇

使用している鋼材が多く、断熱部分も含め蓄熱体が多い。その為立ち上がりは、発生した熱を本体に吸い取られる

(デメリット)

天板が100度まで昇温するのに約30分、本体が暖まり切るのに約1時間必要。

(メリット)

一旦暖まると

  1. 土鍋の様に保温状態を維持出来る。
  2. 驚く程煙の発生が少ない
  3. 薪の燃焼速度が遅い
  4. 蓄熱しているのでおき火からの再点火が簡単

本体が巨大な蓄熱体なので、一定の温度を簡単な操作で維持出来ます。

その結果、パンを焼く時なども中までしっかり加熱する事が可能になります。

その代わり、暖まるまで時間が必要です。

シェーカーストーブが暖まるのに必要な時間

従来型薪ストーブ

鉄の箱の中でダイレクトに燃焼しているから、点火すると素早い立ち上がりを見せます。

グラフでは20分位で天板が200度を超えています。

パッと暖まって、直ぐに冷める方が良いならこちらの形状をお勧めします。

お鍋に例えるならフライパンの様な感じでしょうか。

2重煙突をつないでダンパーを絞ればよく見る通常の薪ストーブと同じ運用が可能です。

しかし、ロケットストーブと比較して薪の燃焼ピークを過ぎると温度が急激に下がるので、

オーブン料理を行う時は細心の注意が必要ですし

燃焼温度も低いので、煙も多く発生火します。

私が下手な事も有って、トーストを焼いた時は温度管理が難しくパンの下面を何度も焦がしてしまいました。

 

まとめ

どちらが優れていると言うのでは無く、ユーザーの希望によって選択が変わってくるかと思います。

私の狙いは、薪の投入量が少なく1日中楽に使えるストーブが欲しかったので蓄熱量が多いストーブを作りました。

その性能を満たす為に昇温の時間が必要となります。

ですので、ブリキで出来た時計型ストーブの様にすぐに暖まって、あっという間に冷える事は出来ません。

工場で両方使いながらの感想は、台形ストーブは立ち上がりこそ早いですが薪の減りが早いので追加の手間が面倒に感じます。

ロケットストーブの方は、緩やかに燃焼するし、大きな表面全体から輻射熱を発生するので、お昼寝する時の暖房はロケットストーブ一択です。

 

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