塗装は下地が命

 

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未だ風邪が完治していませんが、久しぶりに咳き込みながらストーブ作りをしました。

最初の試作を作った頃と比較すると、形状は同じですが溶接の仕上げや細部のフィニッシュは格段に綺麗になりました。

理由はこのストーブをデザインしてくれたデザイナーが現物を見に来た時に、端っこの仕上げや正面の継ぎ目を綺麗に仕上げた方が良いとアドバイスしてくれたので、愚直に守っています。

今日は溶接部分の段差を綺麗に仕上げたり、正面の扉を取り付けたりして1日が終わってしまいました。

目的に応じて溶材を変える

溶接は半自動溶接機を使い、溶材はソリッドの0.9mmを使っています。いくら電気を上手に合わせても、ソリッドだとフラックスが肉の上に乗るのでしっかり下地処理をしておかないと塗装が剥離する恐れがあるので、今回初めてFCWワイヤーで溶接してみました。

軟鋼のフラックスワイヤーを使うのは初めてでしたが、電流を上げて、若干スプレー気味に溶接するとスパッタも少なく綺麗な溶接外観になりますね。

けれども、スプレー気味の溶接は下向きしか出来ないので、母材を回転させるのが面倒に感じるので次回は使わないかな。今日は蝶番の取り付けは通常の0.9mmを使用して、いつもよりすんなりと形を決める事が出来ました。

蝶番も、微妙にクリアランスがあるので、横倒し状態で溶接すると、立てに起こすと扉がクリアランス分傾くので、傾く量をあらかじめ考慮に入れて少し斜めに取り付けるのが秘訣でしょうか。 蝶番の外側の溶接は簡単なんですが、内側は半自動のトーチが入らないのでアーク溶接の棒を曲げて溶接します。

溶接棒を曲げて溶接する事には何の緊張も無いのですが、掃除が困難な内側に大量のスパッタが飛び散ることが非常に困ります。

前回までは、飛散したスパッターをエアリューターで少しずつ削っていましたが、微妙に届かない所があって困りました。 なので、今回は事前にスパッタ防止材を塗布してからの溶接にスイッチしてみると、スパッタの飛散がほとんど無く、良い感じの外観に仕上がりました。

 

ノンスパッターは軟鋼用とステンレス用がありますが、軟鋼用はショットを当てないと剥離せず耐熱塗料を塗った後にペンキが剥がれると怖いから基本使わなくて、空拭きや水拭きで除去できるステンレス用をメインに使っています。

 

 

べつに重たいのがエライ訳ではありませんが、この状態で200kgオーバーの重量だから、ホイストで吊りながら回転させる時には慎重になります。

今まで以上に細部の溶接や仕上げを意識して作ったので、このまま無塗装でも良いんじゃ無いかと思いました。

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