時計型薪ストーブの改造
世間は五月連休まっただ中。 私も色々予定を入れて意気込んでいましたが、1週間前から風邪を引いてしまい1年ぶりに数日間寝込んでしまいました。
風邪を引いてしんどいなーと思いつつ仕事していると、耐えきれない悪寒に襲われ寝込む。 翌日は十分回復していないけど、何とかいけるでしょうと勝手に思い込んで仕事に励んでいるとまたもや悪寒に襲われて動けなくなるの繰り返し。。
貧乏性の正確が災いしてずーっと不調を引きずっています。
ブリキ製薪ストーブ
近所のホームセンターで買ったホンマ製の時計型ストーブ。
1個税込みで3960円! 超激安ですね。 この機構を自分で作れば材料だけで3倍は超えると確信します。量産の威力は凄い!
先ずは頭に思い浮かぶイメージを参考に全部ばらします。
時計型薪ストーブをロケットストーブに改造する情報はネットを検索すると結構昔からアップされていて2通りの方法がメジャーです。1つは時計型ストーブ本体を改造、もう一つはストーブとヒートライザーを接続する2棟式。
そして今回は限られた時間の間に、なるだけ簡単な方法で完成させたいと思うので2棟式を作ります。
ブリキストーブの改造はすること無く、自作するヒートライザーと呼ばれる2次燃焼部分をつけ足すことで熱効率の向上を狙って行きます。
ブリキストーブの底板製作
時計型ストーブも無改造と言う訳には行きません。
ブリキストーブの底面ってペラペラの鉄板1枚なのですっげー熱くなります。 底面を暖めても仕方無いし、おき火の保温の為にも底面には何らかの断熱があった方が良いと言う考えなので今回はキャスタブルを打設します。
本体にキャスタブルを直接打設すると交換や取り外しが出来ないし、熱による膨張で割れを防ぐ為に本体との間に少しだけ隙間を作った方が良いので今回は段ボールを使って隙間を作ります。
先ずは本体の底面を段ボールに書き写し、数ミリ控えて切り抜き本体底部に敷きます。その後、モルタルの高さまで段ボールを切って内側に貼り付ければ完成。
大事なポイントは、熱が加わると素材は動く。収縮率は素材によって異なるので、隙間を空けておかないと割れの原因になる。
熱が加わると動くと言う表現に違和感を持つ人がいるかも知れませんが、ホントにすっげー膨張したり収縮したりします。 なので異素材間を使う場合は、柔らかい素材で膨張を逃がしたり、隙間を空けたりと臨機応変に対応する事が大切だと考えます。
そうこうしている間に、型紙が出来たので、耐火キャスタブルに少しだけパーライトを追加して練り上げ打設しました。
あとはこの状態で1週間ばかり放置です。
まとめ
ロケットストーブを自作して、炎の引が弱いとか、煙が逆流してきたなどのトラブルを目にすることが有り、以前は私自身も不具合の原因を理解出来なかったです。
しかし、今は目を閉じると燃焼状態がイメージ出来るのでその様な不具合が発生しても対応出来るようになりました。
すんなりと成功するより、失敗や不具合が発生した方が色々考える事が出来て楽しいので、今回の実験はどのような結末を迎えるのか、楽しみです。