ロケットストーブは高燃費だと実感
昼寝を暖かく過ごしたい
ここ最近でぐっと朝晩の冷え込みがきつくなってきました。
工場は寒いので去年までは色々な形を試作しテストを兼ねて暖房に使っていましたが、今はロケットストーブのカマドを使って暖房しています。
夏は料理の為に火を使うと暑すぎて困ったけれど、今は丁度良い感じです。
今まで自作薪ストーブを使って行く上で大きな不満点が一つありました。
それは、ストーブの傍らで昼寝をしたら薪が燃え尽きて目覚めると寒い
と言う事です。
お昼御飯と昼寝で45分から1時間位ストーブの傍らでのんびりするのが冬の日課なんですが、昼寝から目覚めると炎が下火になってすっごく寒かったです。
大きめの広葉樹を薪にすると問題無いのですが都合良く集める事が出来ず、杉や松などを使うとあっという間に燃え尽きてしまいました。
ロケットストーブは高燃費で足下がぽかぽか
ロケットストーブの燃焼室は200mm角で高さが400mm有ります。
本体が暖まり、建材の端材をザクッと燃焼室に放り込むと1時間弱燃焼が続きます。あくまでも個人的な感覚に頼った比較になりますが、通常型ストーブの1.5倍~2倍近く薪の消費が少ない様に感じます。
広葉樹を焚かなくても、杉や松の端材でゆっくり燃えてくれるので昼寝から目覚めても寒さに震える事は有りません。
また、地面近くの燃焼室で薪が燃えるから、足下がとっても暖かいです。
寒い日の工場は足下が冷えるので、つま先を温めたいと思っても通常型ストーブは脚の高さがネックになって足下が寒かったです。
なので今使ってるロケットストーブは僕が薪ストーブに持っていた不満点
① 昼寝の間燃焼を続ける
② 足下から暖かい
の二つを解消できたのでとても満足してます。
煙突は工場の室内に解放して、屋外には出していません。
本体が冷めている焚き付けの時に少し煙が出ますが、一旦暖まると薪を入れすぎない限り煙たさを感じる事は、ほとんど有りません。
なぜ高燃費なのか?
個人的考察です。
ストーブの燃焼室で燃えている薪を見てイメージしたのですが、薪が回りから燃焼している事がポイントじゃ無いかと思いました。
薪の外側から内側に向かってじわじわと燃えて行くので、薪の燃焼速度が遅いのだと想像しています。
それを担っているのが強力な吸引力で、そのエネルギーはヒートライザーの高さと蓄熱された熱エネルギーの積だと思っています。
吸引力が凄いから、炭も真っ赤に燃えてキレイに燃え尽きると思います。
これが通常型ストーブだと薪が一気に加熱され、薪の内外が一気に燃焼しているのじゃないかな?
まとめ
約1時間、薪の補給無しに暖かさを持続させる事を試行錯誤する中でロケットストーブの燃費の良さを実感する事が出来ました。
今はかまど形状のロケットストーブしか手元に有りませんが、年内にオーブン付きのでかいストーブを完成させたいと思います。
燃費が良くて、暖かく、煙突は安価を実現できる可能性があるロケットストーブは奥がふかいです。