ロケットストーブ燃焼テスト

 

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今週は、去年の秋に設計して、5月に完成したロケットストーブのテスト運用しています。

蒸し暑い夏の間は、火を焚いてじっくりテストする気分になれず、遠くから炎を眺めてOKってな感じだったので、涼しくなって来た今週から本格的な運用テストを行っています。

初めての形状だったので、かなりオーバースペックな材料を使い総重量は300kgオーバー。

これだけの鉄塊が一旦暖まると、お日様みたいな緩やかな暖かさが絶えず放熱されるので快適です。

まとめ

ロケットストーブは燃費が良いだと感じました。

乾燥薪の準備やドアを開けて薪を追加する事が億劫な私にはうってつけです。

大きい躯体のすべてから緩やかな放熱で空間を暖めてくれるので心地よいです。

 

一番大きいポイントは導入の金銭的ハードルが下がるのと、燃費が良いので、長い間使い続けるほど運用がお得になると言う事かと思います。

導入の金額が下がる理由は2重煙突が不要だからです。

*但し長さが4Mぐらいが限界。 それ以上長くなると煙突が冷めて木酢液が発生します。 対策としては木酢液を集めて排出するか、屋外は2重煙突を設置します。

シングル煙突での屋内配管は、壁からの離隔距離を長く取る規定があるので、壁際に設置する場合シングルの2重とする場合があります。

 

無煙薪ストーブなど存在しないけれど

バランス良く設計されたロケットストーブは、薪が燃えて発生した煙をキレイに燃焼する事が出来るので煙突から排出される煙の量がとっても少ないです。

よくネット上では

煙出ません!とか

灰が煙突より放出されません!

などと書かれていても煙突を大気に放出すると煙が大気に拡散するし、灰なんてどこに行ったのか風に飛ばされて分からなくなるので実際の所は良く分からないと言うのが私の意見です。

なので、私が実験を行う場所は工場の中で行い、煙を工場の中に放出する事で、実際の煙の発生を確認します。

煙が立ちこめると私が苦しくなる環境でのテストなので結果はダイレクトに分かります。

去年の振り返り

ちなみに昨シーズンはこのストーブを使い、煙突施工が面倒だったので建屋内部に煙を放出していました。

巡航運転の時には問題有りませんでしたが、おき火の状態にペットボトル大の薪を投入すると猛烈に煙が発生しました。小割にした薪を投入すれば良かったのかも知れませんが、小割にする作業が面倒だったのと、こんな物かな?と言う納得感で煙に包まれた工場内で暖房を取っていました。

今年のロケットストーブ

焚き付けの方法に少しコツがありますが、それさえクリア出来れば後は難しい操作無く燃焼を継続します。

薪を追加する度に煙が発生していた去年とは勝手が違い、今年は煙たさを感じる事が少ないです。

焚き付けの時や、おき火に太い薪を投入して燻らせると流石に煙が発生しますが燃焼しながらの薪追加は、ほぼ煙の発生を確認出来ません。

では何故煙が少ないのかと言うと・・・

煙には薪から出た可燃性ガスが含まれています。その可燃性ガスを高温下でしっかり燃焼しているから煙が少ないかと思います。

しっかりと燃焼させるには、燃焼温度、乱気流、滞留がバランスする構造に作り込む事がポイントとなります。

実際の燃焼風景

 

写真で確認すると、燃焼室で薪が燃えているのに煙突の先から煙が放出されていない事が分かるかと思います。

 

このような感じなので、今年は屋内に煙突を解放しても不満を感じること無く運用できております。

 

 

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