ヒミエルストーブ

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ヒミエル暖房特性の変更方法

 
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過去のブログに分散して記事を書いていたのでヒミエルストーブの出力特性を変化させる方法をここにまとめておきます。

改造前は火加減にもよりますが、ガツンと強い輻射熱を出す事が得意でしたが耐火レンガを追加する事で出力特性がマイルドになりホンワカとした輻射熱をお楽しみ頂けます。

使用場所により好まれる出力特性が分かれますので、ユーザー様各位でお試し頂ければと思います。

必要なのは耐火レンガとM12イモネジ4個

 

もう長々と文章に書かなくても、3分程度の動画を見て頂ければ全て分かるかと。

ヒートライザー内部にSK34半丁耐火レンガを2枚

(KD01)

燃焼室底面にSK32の普通サイズを3枚、サイドに半丁を片側2枚づつ。

(SD01)

底面にSK32普通サイズ3枚、サイドは燃焼室が小さくなるのでお好みの厚さの耐火レンガを追加

基本的にKDもSDも作業内容は同じでKD01の場合サイドのM12ネジを取り外したタップにM12のイモネジを取り付けて下さい。長さは10㎜以上で有ればOKです。

私はアマゾンで検索して購入しました。

 

そしてどの様に出力特性が変化するかと言いますと

 

薪を沢山投入してサイクロンチューブを昇温するとすべての可燃性ガスを燃焼させる高温を生み出す事が可能ですが、チューブの消耗が進行するので交換部品の買い替えをご案内していました。

また、顧客の操作方法により千差万別なのですが強く燃焼するお客様に於いてはチューブの変形が発生します。

 

そして、耐火レンガを追加した燃焼がこちら

 

ポイントはサイクロンチューブ使用時の様にチューブまで真っ赤にならずにガスの燃焼を促進する事が可能となっており本体の熱による摩耗を防ぐので長寿命に繋がります。

また、半丁耐火レンガ2枚を使用するだけなので割れたとしても交換費用の負担が少なくて済みます。

耐火レンガを追加した部分が猛烈に暑くなるのと、レンガの設置部分で気流に乱れが生じ不思議にとてもきれいな燃焼を実現。

 

そして実際に運用している動画がこちら

 

この様な感じで緩やかな燃焼を長時間継続する事が可能となっております。

お客様の改良レポート

ブログを読んで早速改造を試されたお客様よりコメントを頂きました。

ストーブサイド以外は、西岡さんとほぼ同じように耐火煉瓦を入れて一週間ほど運用しています。(ただここ数日の暖かさで、その恩恵が半減していますが)
 炊き始めは、暖まりにくいですが、一旦暖まると以前のような焼け付くような暑さは無くなり、ほんわかとした暖かさが心地よいです。ただ、オーブン内に煉瓦を満タン状態にしているせいか、オーブンの温度は150度以上に上がることは無いです。
 一番の利点は、再点火の時に薪の着火性能が良くなったことと、使用する薪の量が以前に比べて約2/3なったことです。

私は蓄熱性能を上げれば良いかと思い、オーブン内部に入るだけ耐火レンガを入れて実験をしましたが昇温時間が遅くなり今一つメリットを感じなかったので今はレンガを入れない運用を行ってます。

まとめ

私が工場で発見した改良方法はどなたでも簡単に再現できることが分かったので興味のある方はお試し下さいませ。

お買い上げ頂きましたお客様に於いては少しでも長くご愛顧頂けるよう今後も発見した運用方法をシェアして行きますので何か違和感を感じた時にはブログをチェックして下さい。

 

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