ヒミエルストーブ

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ICを納品する

 
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最近オーブンを利用したパン焼きに忙しいのだけど、しっかり仕事も処理しておりまして今週はICの納品に行ってきました。

納品当日の天気は無情にも雨模様。

前日までの天気予報は晴だったのに、朝起床して外を見ると雨が降っており就寝前に確認したはずのお天気マークが傘に変わっているじゃないの。 どうやら春のお天気は予報が難しのでしょう。

現場は事前に煙突の設置工事を終えており、雨で支障が出るのはストーブ本体をお部屋へ搬入する時だけなので天候を見ながら雨の勢いが収まった頃を見計らい素早く作業すれば良いかと判断し現場へ到着。

現場に到着すると土砂降りでは無いけど、断続的に雨が降ったり止んだりする中準備を行うのでゆっくり写真を撮影する心の余裕が無く唯一撮影したのが本体の搬入を終えて撮ったこの1枚。

300㎏クラスのヒミエルを搬入する場合、本当に気合をいれて現場を確認しないと自分が痛い目に合うので余るくらいの部材を持ち込み完璧な布陣で現場に臨むのだけど、ICは昇降台車1台で荷台から移動できるので気持ちに余裕が持てます。

ユーザーには全く関係ない話になるのだけど、本体の重量が300㎏クラスになると一人でどうにかなる重さでは無くコロや台車を駆使し水平方向へ移動するのは比較的簡単なんだけど、昇降移動が非常に難儀するので、なるべく平らな状態になるようにセットして搬入に臨んでいる。

そしてICの乾燥重量は94㎏なので、大人2人いれば人力で何とてもなるので精神的にも肉体的にも非常に楽なのね。

室内側固定金具を取り付けると化粧板を固定する事が出来ないので、まず最初に化粧板を固定する平行を割り出してレーザー墨出し器で位置の目安を設定。

作業しながら片手て化粧板を支えながらビスで固定すると化粧板の微妙な平行が分からなくなるので、私はレーザー墨出し器で固定位置をマーキングします。

そのあとは煙突の中心に下げ振りをセットし、煙突芯を壁面へ写し取り金具固定位置を割り出します。

固定金具も天井化粧板と同じで、いきなり壁に固定すると正確な位置で固定するのが難しいからトレーシングペーパーを利用してビスの下穴を開けて準備を行った後に金具を止めるとすごく簡単キレイに金具を止める事が出来るのでお気に入りのひと手間。

あと、この現場は炉壁の天面に棟換気の金具を利用した排気構造を採用しているのが良くわかる写真ですね。

仕上がりはこんな感じになりました。

あとは本体を煙突の中心へ移動してアジャスターを接続すれば作業は終了。

今回は本体の背面に外気導入口を設置してもらいました。

本来であれば、設置した後操作説明に入るのだけど施主様がお仕事に出なければならないという事だったので本日の作業はこれにて終了し、また別の機会で操作説明を聞いて頂くことに決定です。

作業が終わる頃には雨も降り止み、ゆっくりと道具や部品を収納しながら本日の作業は終了。

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