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パン焼きに目覚める

 
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温暖地に分類される関西は、あと3週間程度で今シーズンは終了の予定。

今まではストーブで暖房を取るだけでも十分満足だったのだけど、全く活用していなかったオーブンを使える様になると更に楽しさが増えるのではないかという考えが思い浮かびました。

オーブンを日常的に活用できるタスクと言えば「パン焼き」だと思ったので是非とも挑戦してみたいけれども、経験が無いので生地の作り方が全く分かりません。 

まず最初に思い浮かんだのは近所のパン焼き教室に通い先生からレッスンを受けて見ようかと思い検索したけれど、私のスケジュールに合う教室は見つける事が出来ずどうした物かと思い悩み、行きついた考えは間違っても良いのでとにかく自分でやってみると言ういつもと同じ結論に。

今はyoutubeで検索すると星の数ほど作り方動画がヒットするので、再生回数の多い動画を幾つか見てレシピをメモし、早速実践してみました。

動画で見ている限りではとても簡単そうに作っているのだけど、勝手が分からないので作業工程ごとに動画を見直して生地の仕込みは何とか完了。

生地を発酵させるときに20度くらいに温めてあげると良い感じに膨らんでくれるらしいのですが、朝一番工場の気温は5度くらいなのでどうやっても適温にはなりません。どうしたものかと考え思いついた答えは、耐火レンガを4枚くらいストーブで温めた後、レンガの上に布巾を敷きその上にタッパーを乗せて余熱で温めると言う方法。

これが予想を超えていい感じに生地を暖めてくれ、順調に発酵がすすみました。

あとは生地を成形してオーブンへ投入。

オーブンの窓ガラスが大きいので中の様子を観察できるところが便利だと今になって気付きました。

これが鉄のドアで中が見えずに焦がしてしまうとちょっと悲しくなりますね。

そして構造上どうしても窓側の温度が低く、オーブン奥の温度が高いので焼け具合を見ながらパンを移動してあげる必要があるのだけど、窓越しに中の様子が分かるので10分間隔で位置を入れ替えてあげる事で焦げ付く事なくいい感じのクループがつくじゃない。

初めて作ったので失敗を覚悟していたのに、おそらくビギナーズラックなのでしょうか?きれいに焼きあがりりにテンションup。

しっかりと気泡が入って良い感じの焼き上がり。もちろん速攻でアツアツを試食してみたところ普通においしくてびっくり。

youtubeで見たパンレシピって生地の仕込みまでがメインで、あとはオーブンレンジの温度を合わせて機械任せになってしまうけれど、薪オーブンは自分で火力を調整して焼き上げて行く工程が面白い。

230度で20分とかそんな難しい事考えなくても、おおよその温度になっていればパンの位置を調節したり薪を追加したりすることで十分いい感じに焼きあがりました。

本来パン焼きって紀元前から行われている調理法だから、私が動画で学んだ時間と温度を厳密に定義する調理ではなくても、大切な部分だけ押さえておけば後は自然に仕上がるのではないかと思いました。

ただ1回しか作っていないのに大きな事は言えないので、定期的に作りパン焼きの技能向上をもくろんでいます。

もっとシンプルにいえば、自分で作っておいしく食べる事の出来るパン焼きって面白い!

そして薪オーブンって面白い!

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