不具合から見込みの甘さを検出する

千葉県から引き揚げてきた初期ロットのICにはいくつかお客様から不具合をお話頂いていました。
本当に些細な物からどうして解決すべきか考えこむものまでグラデーションに富んだ内容。

その中で、ダンパーのレバーが使用したいポジションで保持出来ない。

と言う不具合が有る事を知ったので原因の推測と対策を施すことに。

答えから言えば、その様な不具合が発生した原因は私のダンパーに関する設計理解の深度が足らないと前置きしたうえで、ダンパーシャフトに対して弁がぶら下がっている形状なのが理由でした。

シャフトに上に鉄板が乗っているお客様ではそのようなお話を聞いていないので、ダンパーの弁がシャフトの上下で働きに違いが発生するのか確認したところ

シャフトの上に載っている場合、弁の中心を支点に鉄板がバランスを取っているのに対して

シャフトの下に付いている場合、支点から弁が離れておりバランスが崩れて閉まり方向に荷重がかかる。

そして、今回の不具合が発生した理由として推測される理由は、一般的に販売している右側仕様の設計のままで左側に操作系を設置してしまったのが根本原因。

お客様の使用状況で使用感にばらつきが出るのは良くないので、今後の対策としてダンパーバネを金型に使用する高強度のスプリングに変更する事でどの位置で使用しても問題が発生しない事を確認しました。

正直なところ、客先で不具合が発生する事はショッキングな事象でありご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。

しかし、設計当初では予見できない経年劣化や不具合が発生するのは物作りをしていると避ける事の出来ないプロセスであり、商品設計には大切な要素なので今後も不具合を検出すれば逃げることなく対策を施して行こうと思ったお話です。

薪ストーブの導入をお考えですか?
まずは無料でご相談ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次