いやー今回の仕事は長かった。
単に煙突を新規に入れ替えるのではなく、大工さんの仕事をお手伝いしながら2人三脚で実施したのでとても良い勉強になったし、今後別の工務店さんへ指示を出す時も以前より的確に要望をお伝え出来る様になったと思う。
バッフルを入れて、足場の解体を行ったあとに行う最後の仕事は操作説明。
いままで換気扇を使っていたので人が操作する要素は一切なく、単に薪を追加するだけでしたが今後は人が薪の燃焼を見て良い状態を維持する必要が有るし言葉では伝える事が出来ないので操作説明は必須だと思ってます。

煙突の長さが7M有るので外は汗ばむ陽気でもドラフトは十分発生。

お部屋との離隔距離も十分確保して2重煙突を施工しているので何の心配もない。

1階と2階の貫通部分にはスリット式の化粧板を取り付け、暖気が2階にも移動する様に設定

背面に遮熱板を追加

本体の底面にも遮熱板を追加。

消え去ったバッフルに代わり耐火レンガを設置。
上記作業で本来ストーブが持っている能力をいかんなく発揮できる様になりました。
特にシングル煙突での運用時は、焚き付け時の煙発生量に対し煙の排出が間に合わず常にガラスが煤けて掃除が大変だったそうです。
しかし、今は十分にドラフトが発生するのでいつまでもクリアーな視界を確保。
おまけに、以前よりも暖かさが増したとお客様がお話下さいました。
シングル煙突の方が煙突からの暖房が出来るので暖房能力が高いと言う意見もあるけど、私自身はその様な説の妥当性を1mmも感じたことが無くて、やっぱり2重煙突での施工が一番良いと再確認。
ストーブ自体は恐らく30年くらい前の物だけど、適切に煙突を設置する事で十分満足の出来る能力を発揮する事を学びました。 30年前の物でも消耗品を入れ替えて煙突さえしっかりと施工すれば全く問題有りません。
ここから導かれる学びは、薪ストーブのエンジンは煙突。
煙突さえしっかりと施工すれば大きく失敗することは無い。
今年の冬は以前とは全く異なる性能に驚かれると予想しているし、思い切って交換を決断された施主様のお考えが素晴らしい。

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