メイスンリヒーターを作りたい
もう題名が答えになっているのだけど、今シーズンのマイブームはメイスンリヒーター。
知っている人は当たり前、知らない人は何のことですか?の世界ですが要はレンガや石を積み上げて作る蓄熱型ストーブの総称です。
日本ではあまりポピュラーではないけど、欧州では国によって濃淡はありますが一般家庭にも設置されていると言う情報を英語のサイトなどで確認できます。
何が良いかと言えば見た目の迫力がカッコいいと感じるのはもちろんの事1度薪を燃焼させる事で蓄熱体に保温できるから1日の燃焼回数が数回で済むらしい。中の良い友人に蓄熱型を作る職人がいるので話を聞くたびに憧れていました。
いつか僕も作ろうと思っているだけではその日は永遠に訪れないので先ずは思い切って耐火レンガを購入しました。
レンガの仕入れ先問題
耐火レンガってホームセンターで買うと値段がバラバラで、どこで買えば一番合理的か悩むところです。
自分なりに調べた所、カインズホームで売っている耐火レンガが一番安くて1個200円位。この値段なら300個購入してもお財布に優しいと思って現物を確認に行ったら築炉には不向きな製品と判断しました。
先ずは形がいびつなので目地の厚さで水平を調整しなくちゃだめだし、表面の出来上がりも不均質でどちらかと言えば庭の敷石などに最適だと判断しました。
コメリでは大口購入割引がウェブに載っていたので電話で問い合わせた所、刻印の無い耐火レンガでした。材料費をケチって手間を無限に費やす時間の余裕があればホームセンターのレンガも有りなのですがなるべくであれば製作はすんなりと進めたいと考えるので今回はパスしました。
次に考えるのは廃炉で発生したリサイクルレンガ。
色々さがして一番安かったのが陶芸関連の中古資材屋さん。値段はさすがに中古だけあって格安なんだけどノロを取ってもらい配達してもらうと新品と値段の差があまりないところがネックとなりこれも今回はパス。
そして消去法で選んだのがメーカーから新品を購入すると言うオーソドックスなスタイルに落ち着きました。
購入先は備前にある三ツ石耐火レンガさんで、法人事業所でフォークリフトを備えているとお話すれば販売してくれました。SK32の1丁を300個と半平を100個で合計1.3トンをトラックで配送してもらいました。
いくら工場から近いと言えども、自分でトラックをレンタルして取りに行くより配送してもらった方が絶対に得なので今後も配送してもらおうと思います。
今回は煉瓦の仕入れ先だけの話ですが、目地の選定や、基礎をつくる素材調達など未経験の作業ばかりなので仕事の合間に暫く楽しめそうです。