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秋の収穫

 
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5月に苗を植えたサツマイモが収穫の時期を迎えました。4月に初めて畑を借りて何も分からないまま畝を立ててマルチを敷き近所の造園屋さんへ苗を買いに行ったら、苗は予約販売ですよと教えて頂いたのも良い思い出です。

ネットで検索すると10月から11月にかけてお芋の収穫時期と言う事を知り、もっと収穫を遅くする方が大きく生育するかも知れないけど家族全員が予定も無くておまけに天気も良い日を待っているといつになるのか分からないのでとりあえず1株だけ試しに掘り出して見ました。

すると偶然にも試し掘りしたお芋が一番大きく成長していたので、もう掘り起こしてOKだと判断し全て収穫する事に決定。

 

田んぼ土の土壌

うちの畑は元は田んぼなので土壌は粘土質です。土が乾いた後に管理機で土を起こしてあげると柔らかい土壌になるのですが一旦雨が降ってお天気が続くと瓦屋根の様に非常に硬い地盤へ変化するのでお芋が十分に育つのか心配してました。

ひょっとすると硬い地盤が原因でゴボウみたいな細長いお芋ばかりの収穫となる事を覚悟していたけど、全くの杞憂で大きく育ったお芋を掘り起こす事が出来ました。

しかし素手で土を掘り下げる事など到底不可能で先ずは株元の周囲をスキで掘り起こして穴を掘り、お芋の側面土を取り除いてあげる事から作業をスタート。

 

硬い土を掘り起こし、移植コテでお芋を土から取り出す作業を私一人で20株も掘り起こすことなど出来ないから子供たちの助太刀が大いに役立ちました。

 

 

石の様に硬い畑を朝から夕方までお芋を避けて掘り起こすと、夕方には握力も無くなりハムストリングスがだるくなったけど何とかすべての作業を終える事が出来ました。

薪割、餅つき、土おこしなどすべての作業に共通するのは腕に頼って道具を振り下ろすとあっという間に力を使い果たして作業を継続する事が出来なくなるので、下半身の動きを上手に使い身体の重みを手先に伝える動きの連動がとても大切で、この感じを掴めば腕が筋肉痛になる事も激減します。

 

掘り起こした後、こんな感じの塊が畑の表面を覆いつくしました。

 

 

全てのお芋を掘り起こしてコンテナに詰め込む頃にはお日様も西に傾いてすっかり夕暮れになっていました。 掘り起こす時に傷をつけてしまった物はみそ汁の具材やスイートポテトの材料として活用し、残りは冬のおやつに保存しておきます。

 

帰宅して早速取れたてのお芋をフライパンで焼いてみたけど、甘みがとても少なくてあっさりとした味でした。 ネットで調べた情報は本当で収穫した後しばらくは保管して乾燥させないと甘くてねっとりとした食感が出ないと合点です。

頭だけの知識では無くて、小さいけれどこの様な実践から得られる経験はプライスレスの価値がある。

 

子供たちも自分たちの食べ物を植えるところから収穫まで経験できたし、秋晴れの中一家そろって体を目一杯動かして過ごせて楽しかったので来年もお芋の栽培は確定です。

場所さえ確保できれば、苗を植えた後は基本的に放置するだけで家族で食べるには十分な量の紅はるかを収穫できると分かったことが私の学びです。 お野菜を植える場所も作物により旬が異なり今年は初年度なので上手い事段取り出来ませんが、失敗も含めてすべて良い学びになるから今後も積極的に家庭菜園を楽しみます。

 

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