蓄熱型サウナの感想
昨日の記事では 蓄熱型サウナについて説明しました。
今日は実際にサウナに入った感想を書きたいと思います。
個人的な話になるのですが、私は暑いところに弱くてすぐに熱中症の症状が出ます。
夏の合気道のお稽古では道友の中で一番早く頭が痛くなり休憩することが多いです。
そういったことから私はサウナが苦手で、特に銭湯に併設されている電気サウナは強烈な室温が理由なのか入ってしばらくすると体がだるくなるので基本的にサウナに入ることはありません。
しかしスチームサウナに入ってみると、いつも感じる強烈な室温の圧力を感じることがなくて気づかない間に大量の汗が全身から流れていました。
むやみに室温が100度近くまで上がっているのではなく室温は80°c程度でストーブ本体からの緩やかな輻射熱と、ロウリュウ から発生する蒸気が私を温めてくれていたのだと思います。
通常だと数分入ればもう満足な私ですが、蓄熱型ストーブサウナは長時間楽しむことができました。初めての経験だったのですがお昼ご飯を挟んで 朝晩2回 サウナに入り室内の変化を楽しむことができました。
朝とお昼の2回蔵へ入った理由は 、電気サウナと異なり薪の投入量によってサウナの発生する熱量がどれほど変わるか確認したかったからです。
釜を炊く人の個性によりサウナの環境が変わるので属人的な施設だと思いましたしそれが楽しみの一つだと思います。
今まで鉄のストーブばかり作っていましたが、今年自社の工場に蓄熱型を初めて作り構造の違いによる出力の差異を面白いと感じただけでなく、サウナに利用することで暖房器具とはまた違う使用方法を学ぶことができました。
今回の視察で私自身蓄熱型に大きく刺激をもらったので自社工場に蓄熱型を導入できるよう、まずは雨でボロボロになった建物の一部のリフォーム から始めたいと思います。
施設には囲炉裏が設置されており、お昼ご飯はジビエのBBQを頂きました。
今まで美味しいジビエを食べた経験がなくて若干の苦手意識を持っていたのですが、癖など一切なくて素材の味を楽しめた事が良い経験です。