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レンガを積み上げるだけの石窯を作ってみた

 
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久米屋さんへ行ってレンガ作りの蓄熱ヒーターに感動したので、ずいぶん前にインスタで見かけて気になっていた耐火レンガを70個程度組み上げて完成する石窯を作ってみました。

当初の希望はカマドとオーブンの機能を兼ね備え、尚且つサウナの熱源として活用できれば良いかと思い実験してみたのだけど結論から延べれば

1)カマドとオーブンの使用なら問題ない

2)サウナの熱源には質量が少ないので使用には向かない

3)煙突が無いので炎の勢いが小さく本体が温まるまで煙が多い。

これは使用者の嗜好で評価が分かれるので性能の優劣では無いと前置きしたうえで私の感想を述べると、オーブン機能を使用せず単純に調理だけ行うのであれば、コンロを2口備えるオクド2号の方が便利だと感じます。

使用感はオクド2号が便利だけど、材料の入手やレンガの加工が不要な部分に焦点を当てればカマドの方が簡単に構築できるので機能の優劣ではなく、使用者の状況に応じて器具を選択するのが正解。

普通レンガだけでどうやって天井を作るのか全く分からなかったけど、私なりに考えた方法がこちらになります。天井の下に1個レンガを置いて天井部分の荷重を受ける形にすれば全く問題なく積み上げる事が可能になります。

天井部分を撤去するとこのようになっており、構造としてはシンプル。

羽釜を置いて完成した形がこちらになります。

煙突が備わっていないカマドを作るのは初めての経験だったので、大きな期待を抱いて点火したのだけどいつも見ている光景と全く異なり、非常にドラフトが弱く炎が大きく育つまで時間が掛かるばかりでは無く煙が大量に発生するので少しびっくり。

そして、炉内空気の移動が少ないのが原因なのか分かりませんが、カマド奥側の薪は酸欠状態で炎が立ち上がらず巡行運転までに少々時間を必要としました。

羽釜で調理する食材が無かったのでレンガで開口部を塞ぎ、代わりに煙の出口を作ってあげると順調に燃えてくれるようになりました。

しかし、煙突の無い状況って私にはパワー不足に感じてしまう。

何が不足しているかと言えば、空気を吸い込む力と申しますか、炎が勢いよく燃えるパワーと言えば良いのかそんな感じ。

最初に述べた通りカマドとして使用するのであれば十分楽しめるけれど、本体が温まるまで結構な量の薪を消費するので、生活の道具として常に使用するのであれば薪の準備を想像すると恐怖を感じます。

このようなニーズから改良カマドの開発が始まったのだと実感です。

何事も書物で知識を得るだけでなく、背景にある苦労や文脈を実験を通じて学ぶことが出来る所に学びの本質があります。

今回の実験を通じ、このシステムは私の欲しい方向性とは少し異なると感じたので次回はレンガを組み替えて別システムを構築して再検証してみる事に決定。

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