痛恨の発注ミスで絶望の淵に落ちるも鮮やかにリカバリする

長野へ到着した当日はお昼から19時までレンガを積み上げ何とか2段ちょっと完成。

朝4時に起床して、6時間かけて長野まで移動して休みなく19時まで労働したので温泉に入った後ロッジに帰ってベッドに入ったら眠りに入った記憶が無いのに気づいたら翌朝だった。

通常であれば2日目辺りから作業のコツを掴んで行くフェーズに入るのでtenさん一人でも十分作業を終える事ができると見込み、ちょこっと現場を確認してニコヤカに挨拶を行った後のんびり家路につく予定でした。

朝から二人でレンガを積み上げていると、他の人達へ大工仕事の指示を行うため一旦ログハウスを出て行かれたので、私がおもむろに正面扉の寸法確認を行うととんでもない寸法ミスを発見

ドアが大きかったのです。

一般的に流通している耐火レンガはJIS規格で寸法が統一されており、私が作った扉はJIS規格のレンガを使用する事で扉の高さがレンガと一致するように製作している。

そしてtenさんから私の使用している物と同じ寸法での製作を依頼されていたのだが、彼が購入した耐火レンガは東京型と言うもので一般的なJIS規格製品より小ぶりなレンガ。

そして何が問題なのかと言えば、鉄の枠はJIS規格で収まるように作っているのに、レンガは東京型と別規格なので仕上りの高さが合わなくなる。

そして日曜日だからレンガの不陸を調整する材料の手配も出来ないし、リニューアルオープンは10日後。

簡潔に言えば前に進む事も引く事もできずに納期だけが迫ってくる正に「万事窮す」

私が静かに現状の説明を行うと、自身の置かれている状況を即座に理解され恐怖の叫び声をあげたかと思った数秒後に魂が抜けたように絶望の表情を浮かべて意気消沈しちゃいました。

どのように解決するかは即座に思いつかない状況だったのだけど、目の前に居るtenさんが失意のどん底で完全に魂が抜けちゃってるので何の確証も無いまま「大丈夫、何とか解決できる方法を考えるのでちょこっとこの場所を任せてくれませんか?」と依頼してみる事に。

ひとまず現状確認の為、段ボールにレンガの原寸を描き、扉枠との寸法差を確認。

すると、幸運な事に半平と言う普通レンガの高さ半分レンガを使用し、あとはガスケットで段差を回避できることが判明。 ただし手元にある半平の数が必要個数に足らないので翌日の手配をtenさんに相談すると、普通レンガをカットして足らない部品を準備して下さるとの事。

勘違いからの窮地回避した時の晴れやかな表情が印象的。

限られた作業時間を有効活用する為、以降はレンガ切断と積み上げに作業を分割し私はレンガ積作業を行うことに決定。

そのような状況を放置して帰宅できる気分でも無かったから、2日目も宿泊して終業まで作業のお手伝いを相談したところ快く受け入れて下さったので夜7時まで作業に没頭してました。

その頃には朝一番の絶望も思い出に変わっており、翌日からの作業が楽しみな状況だった。

未経験の物作りにはミスやトラブルを内包しているので、今回のような事例は特別では無い。ただ、トラブルに直面した時に回避する方法を冷静に探す精神的な落ち着きが必要で、焦る気持ちから浮足立ってしまうと目の前に有る解法のヒントが見えなくなってしまうので注意が必要。

そして、その様な即興でのアイデア出しと検証は私の得意分野。

とにかく、開業までの日数が限られている中最小のロスで先に進める事が嬉しかったです。

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