長野県へ移動した目的は、SBの使い勝手や実際に設置されている様子を対面で伺う事で今後の商品開発に活かすヒントを検出できるかと考え、千葉県からの帰り道に訪問する事にしてました。
どんな感じで設置されているのか期待に胸を高鳴らせ現地へ到着すると、久しぶりに対面でご挨拶するSAUNA TENの達也さんと初対面のアキさんがいらっしゃいました。
テレビ電話では良くお話していたのですが丁度5月1日のリニューアルオープンに向けて絶賛DIYリフォーム工事の最中にも関わらず暫くの間談笑にお時間を頂いた後はSBの観察。
では無く、蓄熱ストーブの構築でちょっとしたトラブルを抱えていたそうなのでお話を聞いてみる事に。
お困りの内容はシンプルにレンガの積み上げに苦戦しているとの事。
そうなのですよね~
一見簡単そうに見える耐火レンガの積み上げは経験した現場の数だけ如実に技量が上がるタスクなので全く最初で教えてくれる先生がいないと何が正解なのか分からない。
そして目地材の選定や取り扱いが赤レンガと全く異なるし、築炉技術の情報は殆どネットに記載されておらずAIは嘘を教えてしまうので未経験者が気軽に始めるにはちょっとハードルが高い。
そういっている私もプロからみれば初心者にも達していない、ただのオジサンなのですが一応自分でレンガを積み上げた経験が何度か有り、その中で上手に積み上げて行く方法を会得していったので間違っているかも知れないけど「こんな方法も有りますよ」的なアドバイスを行う事に。
今回の現場はオーナーの達也さんが独力で蓄熱ストーブを作る事を宣言しているので、私がでしゃばる余地は余り無く、どちらかと言えば土をこねたり水を運んだりなど彼の作業がスムーズに進むお手伝いを担当してました。

日本では本格的なログハウスに蓄熱ストーブサウナを備えた施設が無いそうなので、稼働すれば日本初の本格的フィンランドサウナになります。
建物自体もオーナーのDIYだから、すべて完成すればとても素敵な空間になる事間違いなし。
ただし、不用意にハードルを上げる為に言う訳では無いけど、未経験者がDIYで蓄熱ストーブサウナを作るって本当に難しいと言うか何を基準に行動を進めて行けば良いのか判断できない場面が連続する。
築炉技術に始まり、金属部品の製作、内部構造、煙突の施工。
それらの要素を完璧に組み上げたとしても、設置空間とのマッチングを考慮しなくては望ましい温浴環境には至りません。
私は独学で学ぶことが出来ましたが、作業スペースとベースとなる知識が有ったからの話であり、それでもサウナ利用に関するチューニングは薪ストーブとは異なるので何度も失敗を重ねて学んで行きました。
鉄のストーブと蓄熱ストーブを作るのは理論は同じだけど配慮すべきポイントが異なるし、暖房用途とサウナ利用では求められる特性が異なる。
全てを網羅しているわけでは無いけど、多くの分野に渡り失敗を繰り返した経験値こそが私の財産でしょうか。

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