以前から是非とも営業中に行きたいと思っていた、長野県小海町にあるSAUNA TENさんへ行くことが実現。
4月に訪問した時は絶賛改装中で、the工事現場状態でした。
薪ストーブの納品も工事途中に納品を行い、室内養生を撤去して実際に居住される状態を見る機会が少ないので状況は一緒なのですが、自分が携わった蓄熱ストーブの感じをどうしても確認してみたかった。
サウナの感じって施設ごとに異なるし、感覚の話になるので言語で伝えるのが非常に困難。
一般営業中にお越しになるお客様とは異なるストーブ屋目線で蓄熱ストーブの稼働状況を確認できる事も大きな学びになるので旅の期待値が上がります。
そして、今回はストーブマニアの私目線でみたSAUNA TENのレポート
蓄熱ストーブは労力の結晶

蓄熱ストーブは名前の通り大きなストーブに蓄熱してお客様に2時間半楽しんで貰うため、入室6時間前から火を入れてストーブを暖めています。
沢山の薪を仕入れ先からトラックに積み込み、施設へ運んで6時間火焚きを続ける労力って実際経験してみないと分からないと思いますが非常に忙しい。
火焚きしながら施設の清掃や改修を行っているとあっという間に午前開業の時間になるので、入室30分前くらいに燃焼室に堆積する炭を全て取り出す作業に着手。
直ぐにササッと取り出せれば問題無いのですが、扉正面は炭焼き窯みたいにものすごく熱くなっており正面でまともに立つ事は不可能。

あまりにも熱いので革製の防護服と、製鉄所で使用するような不燃性の耐熱グローブを使って炭を取り出すのだけど非常に過酷。

汗だくになって何とか炭を取り出した後、最初のロウリュウを行い石に積もった煤や灰を吹き飛ばします。
そうすると室内にも灰やススが舞うので、丁寧に拭き掃除とブロアーを行いやっと入室の準備が完了。
文章にすると平たんに感じてしまう自分の文才の稚拙さが悲しくなるけど、これを1日2セット行い夕方のお客様が帰られた後翌日の準備を行うので非常に忙しい。

そしてこの施設の特徴は、オーナーであるtenさんがしっかりと施設の楽しみ方をレクチャーして下さるので蓄熱ストーブの楽しみ方を初心者でも理解できるのと

アキさんの行ってくれるリチュアルが言語化出来ないくらい絶品。
実は高級なプログラム

1セット2時間半のプログラムを実行するのに6時間以上前から準備しているので、素敵な温浴環境を実現する為にはものすごい労力を投入している高級な体験なのだと改めて実感しました。
北欧などでも同じような施設が有りますが、午後から貸し切りで数万するそうなのだけど費やす労力と時間を考えると妥当な料金設定だと思います。
写真はだれも撮影しないサウナの裏側。
キレイに輝く表を支える背面はいつも人目に付かないけど、そんなところにオーナーの思いが表出するのではないかと思う。

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