製作の進捗
現在設計中
前回ブログを更新してから全くストーブに着手できていません。
ひたすらPCの前に座って新しいストーブの図面を書いています。
無駄な経験ってないのですね。今まで作った失敗作や改造の知見を今回の設計に盛り込んでいます。
床は蓄熱する方が良いので耐火レンガを敷きますが、厚みを通常の1丁にして購入先をセレクトしたり、金属は膨張と収縮を繰り返すので耐火モルタルとパーライトの混合セメントを金属のパイプに流し込むと割れてしまうから良くないから少し隙間を作る。
オーブンも大きければ良いと言う物では無く、温度上昇との兼ね合いが重要など、思いつく事を設計に盛り込んで行きます。
いきなりCADで作図すると、アイデアが浮かぶスピードがすっごく遅いので、まずノートに鉛筆書きでスケッチしてからPCで清書する方ができあがりが早い。 と分かっていても早く設計を終えて部品を注文したいという気持ちが急いてPCの前に座ってしまい、結局製図のスピードが凄く遅れています。
このペースだと11月中旬に完成予定ですね。今シーズンは今回作る試作品で終わってしまいそうな予感です。
挑戦こそが財産
前も書きましたが、ロケットストーブのオーブン付きは2重構造になっているので部品点数も多くなり、構造も複雑です。
ネットで調べた限り、製造販売している人も少ないです。
少ないのには何らかの理由があると思うので、実際に作って見て確かめたいです。
(想定するメリット)
●立ち上がりが早い
シガータイプのストーブは焚きつけ方にもよりますが、点火後巡航運転に入るには30分から40分位必要ですが、ロケットストーブは20分もあれば十分巡航運転にはいるはず。
●低燃費
ロケットストーブカマドで実証済みですが、同じ乾燥した燃料を投入したら、ロケットストーブの方が断然燃費が良い
薪の調達、運搬、炉への投入の作業が減ると、薪ストーブを維持していく上で絶対に発生する作業が減るので大きな魅力かな。
いきなりロケットストーブを使っても比較対象がないので、通常のストーブを使った人が入れ替えで使うとよく分かるのかもしれません。
●煙突はシングル
これは希望的観測ですがシングルで運用できれば良いな。
まとめ
希望的観測と、設計図だけでは全くお話しにならないので、頑張って試作に励みたいと思っています。
1度でも試作して、全体の質感や性能の手がかりを掴むと作業スピードが格段に上がるのですが、全くのブランニューはパズルを組み立てるが如く図面を書くので自分でもじれったくなる位作業スピードが遅いです。
しかし、良く燃える薪ストーブのポイントは頭の中にイメージ出来るので、そこはしっかりと押さえた製品を作りたいと思います。