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びわの葉エキスの仕込み

 
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廃材天国と言うブログを運営されている秋山さんのビワエキスの記事を読んで、ビワの葉エキスとクリームの仕込みに挑戦してみたくなったので即実行してみました。

ビワの葉で作る家庭用常備薬は万能の薬みたいで、「ビワの葉エキス」とグーグルで検索すると沢山の情報がヒットします

参考にした記事

ビワの葉エキスとクリームを作ってみたい

秋山さんのビワの葉エキスの記事を去年も読み興味を持ちました。

その時は遠い国の話の様に感じていましたが、自作屋根や味噌作りで手作りへの心理的ハードルが下がって来た様で、記事を読んだ翌日には行動を起こしました。

びわの葉の調達は、工場の横にある畑に放置されたびわの木があったので所有者の方に、葉っぱを頂けないか相談した所、気安く了承頂きました。

放置されているびわの木

どれだけ収穫すれば良いのか分量が分からないので、仕事の合間に負担無く収集出来るコンテナに軽く1杯びわの葉を集めました。

新芽では無く肉厚で広い葉っぱを選び収穫しましたが、蚊が多くて困りました。

収穫したビワの葉

葉っぱの収穫は木についている葉っぱを外すだけなので労力はいりません。

しかし、ここからが一番手間が掛かる作業。洗浄が待っています。

刈り取った葉っぱを1枚1枚裏表水で洗ってすすぐ作業は、正に人手勝負の作業なのに仕事の合間に時間を作り一人静かに洗浄をこなしました。

沢山刈り取らなくて良かった!

洗浄してキレイになった葉の水分を飛ばす為に、はさみで5センチ位の大きさに切断し、新聞紙の上で半日間陰干ししました。

葉っぱが重なった所はなかなか水分が飛ばないので、数時間に1回お茶の葉を乾燥する様に葉っぱをかき混ぜて完全に乾燥させます。

葉っぱを乾燥している間に、葉を仕込む瓶を煮沸消毒しました。

こんな時は試作に作ったハンディー型の薪ストーブが活躍します。

薪ストーブで煮沸消毒

鍋の中はこんな感じで水を張り、加熱蒸気で滅菌します。

薪ストーブに薪を継ぎ足しながら、葉っぱをひっくり返しつつ自分の仕事を行うので今日は大忙しでした。

鍋が沸騰してから、しばらくは蒸気で過熱し、瓶が熱いうちに取り出して屋外で冷ますと、予熱で水分がバッチリ飛びます。

ここまで来ると作業も9割方終了です。

小さな2Lの瓶に葉っぱを目一杯詰めてオリーブオイルを入れました。

ビワの葉の薬効がオイルに溶け出して使える様になるには3年の歳月が必要だそうです。 3年後って、長い様であっという間なのでしょうか。

そして5Lの瓶にはビワの葉にホワイトリカーを加えてビワの葉エキスを作りました。

初めての挑戦だったのでオリーブオイル、ホワイトリカー供に分量が少なかったので葉っぱがしっかり浸かるまで買い足そうと思います。

葉っぱの洗浄以外たいした手間も掛からず、自家製の常備薬を作る事ができるって素晴らしいです。

今までは、情報を知るだけで満足していましたが、今は失敗しても良いので実践してみたい事が多くなりました。

知識も行動に移して知恵に変換しなければ、知識偏重の頭でっかちさんになってしまいそうです。

 

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