ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

ガレージDIY

 
この記事を書いている人 - WRITER -

ガレージの屋根を1人で作る

去年の8月に鉄骨を刻み塗装の途中で放置していた工場のガレージDIYを5月連休中に完成すべく

作業を再開しました。

溶接や機械の組み付けは長年の経験があるので全く苦になりませんが、大工仕事となると全くの素人で

一体どこから手を付けて良い物か全く見当が付きません。

素人の建前なので失敗もあるだろうけれど、それとて今後の良い経験になると思い、完成に向けて

準備を進めました。

ペイントは途中で放置していたので塗装を完成させ、乾燥を待つ間に鋼材を吊り上げる簡易クレーンを作りました。

鋼材は約5Mで30KG 有り、平地ならば腰に当てて担げるのですが、高所へ脚立を使いながら荷揚げ

するのは、体勢が崩れると取り返しの付かない事故に繋がるので、そこは一手間かけて吊り具を作りました。

フォークリフト簡易クレーン

リフトの爪にはめ込んで使うクレーンです。

鋼材重量が軽いので、手元にあった1インチのSPG管でマストを立て、2分のガス管でトラスを組みました。

1インチのパイプの先端に1.1/2のガス管を被せて、クレーン先端が旋回する様になっています。

クレーンの昇降は手元にある1トンのチェーンブロックだと明らかにオーバースペックなので、買ってから

1度も使った事の無い160kgの電動チェーンブロックを取り付けました。

その160kg電動チェーンブロックが重たくて、フックをクレーンジブに引っかけるだけで疲れちゃいました。

解体作業と材料の荷揚げ

TV番組のビフォーアフター見たく、天井を解体して行きました。

写真を撮る心の余裕は無く、足場の悪い高所で錆びて朽ち果てた鋼材を、アセチレン、サンダー

チップソーを駆使して解体して行きます。

本来ならバラバラにする方が後の作業がスムーズに進むかと思いますが、復旧する資材を買っていないので

最小限の解体で屋根の新設に取りかかります。

部屋の中から青空がのぞきました。

数日好天が続くという天気予報を信じて、雨が降る前に作業を終えたいです。

 

脚の根接ぎ

 

まずは工事を行う鋼材のフロア部分が錆びて朽ち果てているので根接ぎを行いました。

1本丸々入れ替える方法もあるのですが、手元に丁度6mmの角パイプがあったので朽ち果てた部分を

ざっくり切り落とし、根巻きしているモルタルをハツってアンカーボルトを切り落として、リフトのマストで少し持ち上げた状態で

新たに作った脚と溶接しました。これで後20年は持つでしょう。

 

鋼材の荷揚げ

2人でトラッククレーンを使えば楽ちんなのですが、1人手元のあり合わせで仕事するので作業動線がやたら長いです。

リフトを作業場所へ移動し、鋼材を担いでセット、荷揚げ、脚立を上り設置場所へ微調整。

そして脚立をおりて、リフトの移動、鋼材を仮止めする為再度脚立に登って仮止め。

その作業を延々と繰り返します。

一人作業ってホント非効率!

いつもと同じ立ち仕事とは言え、馴れた機械修理や製缶作業とは勝手が全く違うので無駄な力が入るのか

とても疲れました。

まとめ

今回の気づき

大工仕事の経験が無いので、作業時間の見積もりが出来ません。

経験というストックがあってこそ、時間配分や全体の流れが分かるのですね。

今日の作業は馴れた人なら鼻歌交じりに出来るでしょうが、おっかなびっくりで1日が終わりました。

全部解体して一から作るよりも、古いけれども使える構造を活かして取り付けるので新設よりも多くの

時間が掛かります。

とにかく、作業終了まで怪我だけしない様に気を引き締めて行かねば!!

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2017 All Rights Reserved.