第44回職人起業塾振り返り

第44回職人起業塾振り返り
今回のテーマは、ディスカッションは「きつい出来事からの成長」
私は毎回話をより集中して聞く為に参加者の発表をメモにとります。今回の発表も
新たなタスクへの挑戦。
お金の苦労
家族構成の変化
など、現実にに起こった「きつい出来事」とその時の心情を発表される皆様は、記憶の中に残っている
映像が再上映されて居るかの如く、臨場感有る発表でした。
しかし、身に起こったきつい出来事を乗り越える事で成長したと、実感する事もまた事実であるし
苦労を喜んで買って出る人なんかいませんが、苦労を乗り越えた暁にはご褒美として、以前より少しだけ
自分が成長出来るのかも知れません。
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自分自身の振り返り
33歳で電機メーカーを脱サラし、体1つと軽トラ1台で始めた今の仕事はサラリーマン生活とは全く違う動きに馴れるまでは
不安との戦いでした。
サラリーマン時代は、年頭の課題が上司から提示され、目標の到達度を処理することが業務で有り、私に課せられたミッションなので学校の勉強と同じで、決められた範囲の解答を行い、逸脱行動さえしなければ毎月のお給料と有給、ボーナスが振り込まれ完全週休2日の休みには余暇をエンジョイ。
その場所にいた時は周囲を見渡しても皆同じなので、何の違和感も認識出来ませんでしたが恵まれた環境だったと辞めて気付きました。
幸運な事に独立した時期は顧客の事業所が拡大フェーズだったので、当時のつたない私の技術でもお仕事を頂くことが出来ました。19歳から10年間同じ様な仕事をしていましたが、若い時は仕事をサボってばかりいたので技術も身にはついておらず、実際はお客様に仕事を貰いながら覚えて行ったと言う方が間違いがありません。最初の数年は、道具の使い方をよく知った素人レベルでした。
機械の修理など元々ある装置が故障したものを、故障前に戻す技能はお手本となる状態を知っているのでさほどハードルを感じませんでしたが、
決定的に欠けていたのは新規で設計するイメージ力でした。
当時は技術が無くても、経験することにより身に付くと言うのが信条だったので、お手本となる先行事例が全くない状況で、
顧客の生産ラインの一部を背伸びして受注しました。
しかし、もしかすると私が作るデバイスに少しでも不具合が発生すると、投入から出口まで1つに繋がっている生産工程が機能しなくなってしまいます。また、上手く行かない場合の代替案も実行しなければなりません。そんな考えが頭によぎり始めると納品して流動テストが完了するまでストレスで不眠症になりました。
そのようなストレスで不眠症になる仕事を何本も続けていくと、技術の蓄積ができたのか設計と製造の勘所がおぼろげながらつかむ事が出来るようになりました。今振り返ると、背伸びしてでも仕事を請け負った事が今の自分に繋がったと思います。
しかし、当時はそんな心の余裕なんか一切無く、仕事が途切れる恐怖から逃れたい一心で目の前にあるタスクに集中していました。
まとめ
現在は顧客の製造工程で不良品や機械装置異常が発生し修理や改善を依頼されると、先ずは現象が発生する理由を推測します。
目の前にある現象から見えていない不具合発生原因を機械、電気の両面から推測するのでイメージする力がとても重要になります。
背伸びして仕事をとり続けたお陰で腕は動く様になりました。
しかし主観的な感想になりますが、イメージする力は机にしがみついて勉強を継続する事により身に付いたと思います。仕事ばかりに打ち込んでいたら今の状態には到達していないと思います。
重要で有るけれども緊急では無い用件を何年にも渡って継続しても、直線的な返報が都合良く返って来ることはありません。
しかし、本当に役に立つスキルと言う物は習慣化された行動によって生み出されるものであり、一朝一夕で身に付く物では無いと経験上理解出来て居るので私は生涯学びを継続します。