3度目の入学式
世間は新入学、入社の季節ですね。
私も18年ぶりにみんなの母校、放送大学へ再入学しました。
最初に入学したのはまだ髪の毛が黒かった32歳。 びっくりするくらい昔だけど記憶は鮮明に残っているので個人的には時間の経過をそれほど感じません。
大学院の指導教授に相談して博士課程を目指す選択もあったのですが、MBAの同期が今年博士課程を卒業したのを見て長期履修を選択し6年間も研究生活に時間を投資するのは今の私がやりたいことでは無いと感じるので、お気軽に放送大学で興味のある分野を勉強したいと思ったのです。
まず何が気軽かと言えば学費。
僅か1単位6000円なので、興味のある分野を強制的に学習できる環境を手に入れることが出来るかと思えば格安。
とはいえ長期間継続できる自信が無いから、お試しで修業年限が1年の科目履修生を選択して半年後に全科履修生へコースを変更する事も可能なので、自分の環境とモチベーションに応じて在籍コースを選択できることが魅力的。
そして全国にある学習センターを利用できるのも素敵。
仕事上いろいろな場所へ出張に行くから、面接授業の開講と合わせて移動してみたいと思います。
30代は学士資格の取得が目的だったから、がむしゃらに単位の取得を目指していたので勉強を楽しむ心の余裕はありませんでした。 しかし、大学院を卒業して10年が経過し今一度興味のある分野を自習してみたくなったので科目履修生で入学しました。
今日4月7日は私の所属する姫路サテライトスペースで入学者の集いが開催されました。
皆さん成人してから学習を決意された素敵な方ばかり。
しかし、卒業した私は知っている。 学友のいない孤独な環境で通信大学を卒業するのは非常に狭き門だという事を。 大学院は通学だったので、通信学習との違いにカルチャーショックを受けたのも懐かしい。
通信大学は入試がないので入るのは簡単だけど、仕事をするだけでも忙しいのに自己管理を行って単位を積み上げて行くのは本当に難しいと思うし、我ながらよくやったと昔の自分を褒めてあげたい。
そういったわけで、今夜は大学の学生管理システムに登録して勉強計画を立てようと思います。
何歳になっても学習意欲が衰えないのって私の個性だと実感。