3DCADのお勉強を本気で始める
齢50にして再び大学生になりました。
たとえ科目履修生であっても文科省に登録された学校のれっきとしたstudentなので世の中にあるお得な仕組みの中で最もポピュラーな学割を利用してみました。
学割の中でもソフトウエアに関する割引率は結構大きくて、例えば統計ソフトのSPSSなどは3桁万円するパッケージでも学割を利用すると僅か2万円で利用できるですよ。
まさに夢のような環境。
そして私の興味がある分野、3DCADも各社学割のメニューが充実しております。
最初はお試し期間が90日あるライノセラスのパッケージを購入しようと思ったのだけど、学割を使って購入するのであれば在籍期間が1年以上の学生証が必要だと分かり、科目履修生の私は1年更新なので今回はパス。
そしてCADソフトでメジャーなautodesk社のソフトウェアだと学生期間中は無料で使用できるので試しにfusion360をインストールしてみました。
学生版をインストールすると、途中で大学の学生番号認証画面に切り替わり学番とログインパスワードを入力すればあっという間に認証が完了してアクティベーションが完了。 僕のように通信大学でCADをインストール人を考えている人は想像以上に導入のハードルが低いので試してみる価値はあると思います。
早速インストールした後は学習サンプルを利用して操作方法のお勉強です。
30年以上使用しているautocadどインターフェースが似ているので、コマンドに違いがあるけども大きく違和感を感じることはありません。
この操作に慣れるって大きな障壁で、2Dのautocadに関しては操作に慣れているので問題に出くわしても解決できる自信があります。
しかし無料ソフトのjwcadを使うと操作方法が分からなくて正方形を作図する事すら多くの時間を費やしてしまいます。 じっくり腰を据えて勉強すれば少しづつ上達するかも知れないけど、そんな時間を費やすくらいなら慣れたソフトを使うので結局操作できません。
今年の個人的な目標は3DCADを使えるようになる事だったので、環境は整いました。
あとは実践あるのみ。
3Dcadで作図できるようになると色々な事に挑戦できるのです。
まず第一に切削加工のweb見積もりを取ることが可能になるのが大きい。
ミスミやPCBWAYなどオンラインの切削加工サービスを利用する場合3D図面を用意する方がレスポンスが早いし見積もりをその場で出せることが非常に便利。
自社で機械装置を持たなくても、海外の金属3Dプリントサービスなども利用できるし単品の特注品が欲しい場合は3Dcadの図面が有れば便利なのは間違いありません。
薪ストーブの設計に於いても干渉チェックや部材の配置など、スキルが有れば損することは1つもなくてメリットしか思いつきません。
今もノートバソコンを使用していたら、このような環境を構築できなかったので良いタイミングでパソコンを買い替えたと思います。