ヒミエルストーブ

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楽しんで薪ストーブ作っています

 
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真冬の薪ストーブ製作

公文式を退会して毎晩2時間は自由な時間を捻出できるはずだったのに、空いた時間には新たな雑用がしっかりと入って来るので時間の余裕をさほど感じる事が出来ないです。

今作っている薪ストーブは、外観が完成に近づきつつあり後はドアの立て付けなどを残すのみとなりました。

今回はドアのチリをしっかりと合わせるのに予想外の時間が掛かってしまいました。

燃焼室とオーブンのドアのラインと隙間が一直線に気持ちよく並んでいないと気持ち悪いので一揃えを目指して作るのですが、溶接で収縮する僅かなヒズミでチリが微妙に来るってしまいます。

そのまま放置するのも気持ちが悪いので、取り付けた物を取り外し、また同じ事を納得するまで何度もやり直します。

時間がいくら掛かっても、私の手元にある間にしっかりとした製品に作り込むのが当然だと思っているのでそこは一切手抜かり無く作業しますが、さすがに何度もすると飽ちゃいます。

 

内部構造は現場でのひらめき

外観の基本設計は材料を加工に注文した時に決まってしまうので後から変更する事は出来ませんが、内部構造は作りながら、その場で浮かぶアイデアを取り入れて行きます。

PCの前に座ってCADとにらめっこしても、良いアイデアが出てきた試しは1回もなく、実物を前にイメージを膨らます方が時間の節約になります。

今回は空気の吸気穴をどのように設計するか少し迷いました。当初は2次空気の吸気は無く、1次空気をたくさん吸気するつもりでしたが、作って行く過程で吸気の経路を分ける方が操作の範囲が広がりメリットが増えると判断し、2次空気を追加しました。

そして本体内部を2重化する事で、1次と2次空気の予熱を行います。

燃焼空気の吸気方法はなるべくシンプルな方が故障が少ないのでできる限り簡素な形にしました。 1次空気の吹き出し口は灰が入っても取り外して掃除が可能で、もしかして錆びても交換出来る様にしました。

2次燃焼のバッフルも交換式にして経年の使用による摩耗にも交換で保修が可能となります。

 

作業の経過写真を撮っているので、進捗を振り返ると、溶接のヒズミ矯正とドアの立て付けに多くの時間を費やしています。

それに、組み立て溶接の順番はパズルの様によく考えてしないと、組んでしまった後で溶接棒が入らない場所があるので、うっかりすると取り返しが付きません。

 

前回から外観が完成形に近づき、製作の度ちょっと離れて眺める本体のバランスが気に入っています。

シンプルですが、たたずまいがデザインしているので完成後の試運転が楽しみです。

 

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