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薪ストーブのアフターメンテナンス

 
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奈良東吉野村へ薪ストーブの納品に行ったついでに、昨年お買い上げ頂いたお客様のお宅を訪問し無料のアフターメンテナンスを行いました。

納品前の写真

納品後1シーズン経過

お買い上げ頂いてからがお付き合いが始まります

去年お買い上げ頂いた薪ストーブを1シーズン使い、煙突掃除の方法をレクチャーして欲しいと依頼されたので納品の後お客様の自宅へ伺いました。

しかし、タイミングが悪いことに屋根の塗装を前日に行ったそうで、屋根に上がり煙突掃除を行うルートは塗料溶材の臭いがしていました。

塗装業者に確認すると、養生期間なので屋根に上がるのは辞めて欲しいと解答があり、煙突掃除は今回取りやめとしました。

煙突掃除のレクチャーがメイン作業でしたが、無くなったのでお部屋にお邪魔してストーブの簡単なメンテナンスを行いました。

今回の作業は特徴的な横についている窓ガラスのパッキンが垂れ下がってくるので、一旦窓ガラスを分解し状況を確認しました。

ストーブの熱でガスケットが痩せてしまい、垂れ下がるか下がらないかギリギリの感じだったから、一旦耐火セメントで保持を行い来シーズンに同じ様な状況になった時点で、新しいガスケットを無料サービスで郵送するとご説明しました。

 

お客様によって望まれることは異なりますし、消耗品の交換やアフターメンテだけを目的に遠方へ向かう事は難しいですが、納品の移動に絡めるなどして可能な限り納品後もメンテナンスを通じてお客様がストーブを快適に使える様行動していきます。

メンテナンスを行うと、製作していた時には気付かなかった使い手のリアルな感想をお伺い出来たり、今後の改良点をご提案頂いたり、工場に籠もって作るだけでは分からないリアルな情報に触れることが出来るのが大きな魅力です。

薪ストーブ導入の際に抱える不安に、アフターメンテナンスをあげる人が多いです。しかし我が社は小さな事しか出来ませんが、消耗品の無料交換と導入後の使用感ヒアリングを通じて製品品質の向上とお客様の財産維持のお助けが出来ればと思っています。

販売台数も少なく、このようなスタイルですが今後も維持していきます。

薪ストーブの火事対策

薪ストーブが原因の火事で一番多いのが煙道火災だと思います。

ユーザーが適切に煙突掃除を行えば全く問題無いのですが、掃除を怠り、煙突内部に可燃物であるタールやススが沢山溜まると危険です。

煙突掃除を有料で行ってくれる業者もいますが、1回3万円位が相場なのでユーザーが自分で行う事をお勧めしています。

そして、やり方が分からない場合は納品の時にしっかりレクチャーしますのでご相談下さい。

 

 

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