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第3回 溶接ワークショップのご報告

 
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突然の募集にも関わらず開催を決意したイベントは一人のけが人を出す事も無く無事終了する事が出来ました。

加工機械が1つしかないので、上手に工程を分散できる様皆様にお手伝い頂きながら進行させて頂きました。

 

製作の流れ

先ずは製作物の大きさを決めてもらい、デザインを鉄板に書いてもらいます。

その後は工作物に合わせてセルフで木を切って貰ったり

 

完成形から逆算して部品を選定してもらい、現物を元にイメージとの差異を確認してもらいます。

 

デザインが完成した後に、プラズマカッターで鉄板を切り抜いてもらいました。

途中プラズマカッターのヒューズが切れて使えなくなるトラブルが発生しましたが、近所のホームセンターに在庫が有ったので復旧する事ができたのは幸運です。

 

切り出した鉄板のバリをサンダーで仕上げてもらったり

 

切り抜いたノロをサンダーで除去してもらいました。

因みに写真に写っているのは、いつもお客様への手土産を購入している近所の美味しい和菓子屋さんの奥様です。

 

皆さん金属加工は初めてに近いので、女性の方へは特に保護具の着用を入念に着用してもらいました。

軍手では縫い目から火花が入ってくるので薄い革手、作業着を羽織って頂き、最後は革の前掛け、耳栓、安全メガネ、脚絆これだけ準備してやっと作業に着手できます。

 

皆様初心者なのに、鮮やかなお手前でお昼を過ぎるころには作品が完成して行きました。

大きすぎず欲しいサイズの吊り下げ看板も良い感じです。

 

Twitterのリツイートで参加して下さった方も、木の仕上がりを活かしたネームプレートを完成

 

近所の和菓子屋の女将さんはお店の看板を、 7月に納品にお伺いする出石のお上人さまは陶芸工房の看板と煙突掃除のウエイトとそれぞれが製作した看板を皆さんお持ち帰り頂くことが出来ました。

 

3年ぶりのイベントだったけど、かすかに残る記憶ではスゴク疲れたはずなのに、今回は皆様にお助けいただき随分とらくに終える事ができました。

 

イベントを終えて

今回イベントを始めようと思ったきっかけは色々あるけれど、貧困家庭へ無料で学習支援をしている神戸の団体へ応援をしたいと思った事が一番大きなきっかけです。

目的は学習支援への援助で手段がイベントと言う訳です。

 

僕一人が黙って寄付を送金するのも良いのだけど、イベントを主催して人を募ることで更に大きな支援が出来ないかと思いつき、とにかく思いを即行動に移してみました。

 

イベントのコンテンツは過去の経験からおおよその流れを掴んでいるけど、誰かを支援したいと思い立ちネガティブな妄想を振り払ってイベント参加を募るのってちょっとだけ心理的ハードルが高かったです。

以前の僕だと、そもそも他人を支援したいと思う事なんてないケチで小さなオッサンだったし、イベントを開催したいと思っても実際の行動まで導く事なんて出来ませんでした。

 

しかし、イベントを終えた感想は自分なりに成功したと言う事も有りますが、得る物が多く行動して本当に良かったです。

絶妙なタイミングで奇跡が起こり今回の経験を積むことができた僕は本当に幸運なのかもしれません。

 

帰宅後、参加者様から頂いた今回の参加費を全額支援に送金してすべてのミッションが終了しました。

実際に支援のオペレーションをして下さっている方がいらっしゃるお陰で僕の行動も生まれたので、別段支援した僕に何があると言う訳では無く両方が主役だと思っています。

 

イベントを終えた夜は自分の思いに素直に行動して皆様にご支援頂き、成し遂げたいと思っていたゴールに到達できたので、今までで一番気分の良い夜を過ごす事が出来ました。

お金や物を手に入れて感じる喜びとは浸透してくる温かみが違うと言うのか、何とも言えない満足感が僕を包んでくれました。

 

多分これが自分の気持ちに素直に行動して得られる満足感なんだとおもいます。

自分一人では感じる事の出来ない環境作りに参加して下さり、僕を応援して下さった皆様には本当に感謝です!

 

あー楽しい週末だったー

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