TQ33を納品する
昨日ストーブをトラックに積み込み、後は現場へ納品するだけの状態で帰宅して翌日に備えました。
運送会社のトラックが現場へ来る予定時刻が午前8時だったので、私は7時に現場を開錠したり道工具の準備や搬入の邪魔になる単管足場等を解体しているとあっという間に運送屋さんが到着する時刻です。
一番小さなトラックが4tなので現場へ入る事が出来るのか心配していましたが杞憂でした。
先ずは軽トラに積んでいる荷物と設置場所を確認して早速搬入に着手です。最初の依頼では1個口での搬送と言っていましたが実態は2個口。 ドライバーさんに2つをまとめて運搬するとバランスが悪くて危険なので分解しましたとお話したところ納得して下さいました。
事前準備として背面の漆喰壁をマスカーで養生した後に、天井の煙突中心から下げふりを下ろしてウッドラックの位置を割り出します。
おもりの先端が基準であると、ドライバーさんも一目見れば勘違いすることなく理解して下さるので非常に便利です。
そうこうしている間にウッドラックが運び込まれました。 重量は50㎏なので二人だと楽勝の様に見えました。
ウッドラックの中心をおもりの先端と位置決めをしている間に燃焼室を搬入してもらい、2つをドッキングさせてねじ止めを行い位置の最終確認を行いました。
こんな感じで上下の通りを寸分の狂い無く合わせて行きます。
十字のセンタードンピシャに微調整を行い運送会社さんのお仕事は終了です。
後は分解していた内部パーツを組み付け、煙突を接続して掃き掃除を行えば無事作業は終了となります。
TQ33の特徴である回転する燃焼室がお部屋にマッチしていました。
今回初めて搬入を運送会社へ外注したのですが、大正解の判断だったと思っています。
家の周囲が造成途中で、室内もリフォーム工事の材木が保管されている中人力で運び込む以外に方法が無く、無理に私が頑張ってストーブを持ち上げて腰を痛めたりしたらとても困るし、部屋を傷つけてしまっても取り返しがつかないので全て自分で賄わなくて本当に良かったです。
お客様の設置スペースに対してヒミエルストーブでは大きすぎてメーカー品を納品させて頂きましたが、オリジナルには無い納品フロー等を経験した事がプライスレスの価値だと思います。今後は自社製品にこだわることなくお客様のご要望にfitしたご提案を行って行きたいです。
本当で有れば納品の後操作説明を行う予定だったのですが、当方の都合によりもう少し涼しくなってからご都合の良い時を狙ってオーロラ燃焼を楽しみたいと思います。