フォークリフトのシリンダOH
私が購入したのが17年前で、買った時からずいぶん古めかしいフォークリフトだったけど中二階を作ってから道具の昇降に活用する頻度が増えた事が原因か、はたまた単に経年劣化なのかリフトの爪を傾けるチルトシリンダから油がにじんで来ました。
放置しても治る物でもなく、またゴム製品のパッキンを変えない事にはどうにもならないのでお盆休み前に思い切って分解してみた。
薪ストーブ以外にこういう感じの油圧制御は超絶得意と言うか、こういった作業を生業としていたのでなんの違和感も無く分解を進めて行くことが出来ますが、リフト特有の構造に少しだけ悩みました。
今回のポイントはどのようにしてパッキンを入手するのか?が一番大切で、パッキンは工業製品だからネットで品番をオーダーすればメーカーと同一の物が入手可能だしリフトメーカーだってNOKからパッキンを仕入れているので部品は同一。
私がシリンダを分解する前にリフトを購入したリース屋さんへ部品の手配をお願いしていたので、見積もりを頂いた流れで部品を注文したけど時間に余裕があるならシリンダを分解してパッキンだけ注文したと思う。
注文する経路が異なると何が一番違うかと言えば、ズバリ値段で上のガスケットセットがおひとつ1万円。
自分で調べて注文すればメーカー経由の4割引きで購入可能なのだけど、間違う事も無いし調べる間にリフトの分解に時間を費やすことが出来るので注文して正解だったと思ってます。
ただし、全体の流れが分かったので10年くらい経過してもう一度自分で分解する事が有れば部品を個別手配するかな。
あとは分解した逆の手順でシリンダを組み付け、左右のバランスを調整して無事に完成。
近所のサービスショップに依頼すると整備の順番待ちで8月末まで使用できない状態だったけど自分で修理したので部品の手配も含め3日で復旧。
簡単な修理は自分でやった方が時短だよね~と思いエンジンをかけると、以前より異音が発生していたラジエター周りの音が一層激しくなってきたので修理のついでに調査してみることに。
作業途中の写真がこちら