今日まで淡路島でサウナイベントが開催されているので、ちょっと足を伸ばして見学に行こうかと思ったのですが出店されている施設がテントの薪サウナがメインの様に見えたので今回は取りやめることに。
テントの薪サウナの全てを知っている訳ではないし、なんなら今年に入ってサウナを知ったから偉そうなことは何一つ言えません。しかし、サウナ愛好者の方が教えてくれたテントサウナの傾向「輻射熱が強力すぎる。足元が寒い」と言う特性が今ひとつ苦手なので雨が降っている中に行こう!と言う気分になりません。
別に悪いと言っている訳ではなく、構造から発生する特性が私の趣向と向きが違うだけで、どこでも楽しめる利便性があって昇温も早いと言うメリットもあるし、強力な輻射熱が好きな方もいるので単に私の好みを述べているに過ぎない。
では蓄熱サウナストーブはどうかと言えば
薪ストーブの反対側と言えば良いでしょうか。
石が蓄熱して発生する温熱環境は本当に秀逸で、一度経験すると病みつきになるくらい素敵。
少なくとも私は薪で加熱する石のストーブサウナの大ファンである。
しかし、その構造から発生するデメリットもしっかりと認識しなくてはなりません。
まずは、運搬に大変な労力を必要とする。
数百個のレンガだけでも350kg~700Kgあるので移動させるだけでも大変。
そして冷たい状態から温まるまで3時間程度の火焚き時間が必要で、2時間程度稼働すると冷めてくるので追い炊きが必要になる。
そして、イベント出店をするのであれば終了直後はストーブは高温なので一晩放置して翌日撤収しなくてはなりません。
そう考えると、得られる温浴環境は極上でも施設を運営する人から見れば手間のかかる装置だと言うことが分かるでしょう。
私の住む関西西部に、興味を抱く蓄熱ストーブサウナ施設が皆無なので早いこと自社の展示スペースを完成したいところなのだけど、ありがたい事にヒミエルの注文が立て込んで作業の進捗が止まっていることが心苦しいです。
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