今年の新作MHをテスト

9月の中頃に1回、新規に作り未だ未完の展示ルームで試運転した蓄熱ストーブに2度目の火入れを実施しました。

約2か月放置していたのは深い理由など一つも無く、単に期限がある予定が切れ目なく続き、隙間時間すらも奪い去って行く割り込みタスクに忙殺されていただけ。

そして先週SD01の納品を終え、やっと心理的に一息つける状態になったので道具のお片付けを行いながら涼しくなった気候の中でストーブの実力を確認しちゃおうと思ったのです。

ヘッダー写真も良い感じに撮影出来、ちょっと満足。

交換前のスマホはZenFone8だったのですが、車の中で落っことしてからメインカメラのピントが壊れてしまい広角レンズでしか撮影できなかったのが嘘のようにストレスなく写真を撮影できるのが心地よい。

露出や撮影モードを変えながら自分なりに写真を撮り比べる事ができるのが面白い。

耐火レンガを積み上げた蓄熱ストーブなのだけど、サウナ利用も出来る様天板に開閉式の扉を設けている事が特徴。

世間一般の蓄熱ストーブみたいに、燃焼によって発生した暖気を複雑にアップダウンする方式を作っても良かったのだけど、サウナ利用時に水を掛けると劣化が加速度的に進むので今回はシンプルな形状で組み上げました。

形はほんとにシンプル。

しかし、レンガが劣化して割れる事を前提に考え消耗部分を交換式にしたり、お掃除の手間をなるべく簡単に出来る様になど使い手の立場に立った設計を心掛けてます。

なぜなら、自分が掃除を依頼されたときなるべく楽に作業を終えたいから!

火力調整は薪ストーブの様な難しさは一切なくて、常に最大火力で一気に昇温します。

サウナ利用だと2時間~2時間半。

暖房だと1時間半~2時間

そして本体に熱が溜まれば炎が消えても今の気温なら約半日暖かさが継続。

なので、ずっと炎の揺らめきを鑑賞したいと考える人には不向きかもしれませんが、逆を言うと薪を追加しなくても半日間暖房が継続するので薪の消費量も少ないし燃焼室へ投入する手間も減るのでライフスタイルにあった人にはとても便利な暖房器具ではないでしょうか。

ではどのような人に向いているかと言えば、家に滞在する時間が長い人に向いてます。

なぜかと言うと、一旦昇温するまで2時間程度は冷たいので朝のお仕事前にパパッと温まりたいと思っても構造的に不可能だから。

なので、自分のライフスタイルに合わせた機種選定が大切と言う訳。

今回使って感じたのは、一旦熾火が燃焼室に溜まり本体が温まれば耐火レンガの蓄熱量が大きいので、薪を追加して放置するだけで勝手に昇温してくれるのが便利と感じました。

燃焼室に6割程度薪を詰め込み、40分くらい放置するだけで自動的に良い感じに昇温するので、薪を追加した後は作業に没頭できるのが有難い。

今回はサウナ利用を終えて200度台まで温度の下がった本体内部へ、秋に収穫したサツマイモを投入して石焼き芋を作ってみた。

薪ストーブのオーブンでもおいしく出来上がるのだけど、温まった石に触れて昇温するお芋はマジで絶品のスイーツに変身。

今年は大きめの紅はるかを大量に収穫したので、普通に焼くと表面が焦げて中まで火が通らないかと心配していたのですが、ストーブの内部は理想的な石窯になるみたいで良い感じに調理できました。

今回は30分程度サウナ利用を楽しんで工場を出たから、次は朝から昇温して室温の変化を確認したい。

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