薪ストーブの煙突掃除
梅雨に入る前は煙突掃除にうってつけのシーズン。
昨年お買い上げ頂いたお客様の近所へ所用で立ち寄ったついでに煙突掃除の方法をレクチャーしてきました。
煙突掃除を業者を呼んでやって貰うとおおよそ1回に3万円位必要なので、自分で出来る様になればそれだけお得になります。
お客様の所へレクチャーだけで向かうのは厳しいですが、ご希望ならば、喜んでHou toを伝授します。
チムニーボール大活躍
今までは、ピアノ線の先に掃除ブラシを付けて屋根から下へ向かいブラシを上下していました。
これって、煙突が長くなると下に押し込む力が弱くなって掃除がやりにくかったです。
ネジがついたロッドを屋根の上で継ぎ足してそうじする方法もありますが、勾配のついた屋根の上で
ロッドの延長は作業が面倒。
ネットを検索すると、メトスからチムニーボールと言う商品名で、ブラシの先におもりが付いている
煙突掃除ブラシが販売されてると知り、ヒモを結んで上から下に向かって落とすだけで煙突のスス掃除が出来る
合理的な機能にめっちゃ欲しくなりました。
しかし、値段が超一流!
お掃除ブラシがなんと1.8万円!! ないっしょ。 ブラシとおもりだけなのにこのお値段は無理無理。
いつもの通り、機能はそのままに、ホームセンターの市販品を利用して自作しちゃいました。
じゃーん、それがこれです
ホンマのブラシにカナビラを付けて重りは鉄板の端材。
部品購入金額は1000円ちょい
1.8万出してポチッとすれば直ぐに手に入りますが、ちょっと手を動かすと千円で同じ機能。
失敗しても試す価値はあるかな。
見た目はブサイクだし、ブラシと重りのバランスがよく分からなかったけれどとにかく実践で試して見た。
お客様の屋根に登り煙突掃除のレクチャー
①室内のスライドを外して煙突の下をビニール袋で覆い養生をします
そして上からブラシを落下させて、煙突内部のススを全部ビニール袋へ落とします。
②屋根に登り煙突トップを外してビニール袋の中にいれてススを落とす。
この部分が冷気に触れるので、一番ススが付きやすい。
はしごの昇降回数を減らす為今回は地面に下ろさず、屋根の上で真鍮ブラシをつかって、しっかりとススを落とします。
いくら下からブラシを突っ込んでも、ここは屋根に上がらないと掃除出来ないので煙突掃除は上からが基本です。
③煙突トップから自作のチムニーボールを煙突に投げ込んで、上下に揺すりながらススを落として行きます。
トップが冷えるのでススの量も一番多く付着しています
一切の小細工無しに、ただロープを上下するだけでブラシが落下して行くので掃除が超楽ちんです。
垂直部分の掃除はあっという間に終わりました。
④ストーブ本体のバッフルに溜まったゴミを刷毛で燃焼室に落とす。
煙突に貯まっていたススは、どんぶり1杯分位。
これを写真に記録して比較する事で自分の使い方を知る事が出来るから、1枚でも撮影しておくことをお勧めします
文章にすればあっという間だけど、お客様と一緒に作業行いながらポイントをお伝えし
来年はご自身で挑戦して頂きます。
まとめ
まっすぐの煙突掃除は「重り付き掃除ブラシ」がお勧めです!
これを使ってしまうと他をに目が行きません。
横部分の掃除は今まで通りロッドを使うけれど、たての掃除は「重り付きブラシ」。
これからも買わずに自作しよっと。