薪ストーブの要は煙突でしょ

 

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Photo credit: Ed Suominen via Visual Hunt / CC BY-NC

自然吸気の燃焼装置を駆動する物は・・・

ずばり、高温に熱せられた空気の浮力。

どんなに格好いいストーブでも、ホムセンに売っている数万円の鋳物ストーブでも煙突さえしっかり断熱保温していれば十分実用に耐えると考えています。

細かな燃焼方式や、高温の排気浄化装置などを搭載して差別化によるブランド化をはかっていますが、燃料となる樹種の違いや乾燥の度合いで発熱量が変化するので雑誌に載っている様なピークの一部分を切り取って全てだと判断するのは早計だと思います。

私自身の考えは、薪ストーブって曖昧な物と思っています。

購入の判断材料にカタログ上の暖房能力が有りますが、中央値からの分散が大きく、ユーザーの使い方一つで性能は大きく変化する。要は使い方次第と言う訳ですね。

中古車選びはお店選びと言われますが、薪ストーブも面倒見の良い、ユーザーの使い方相談に気安く乗ってくれるお店を見つける事が出来れば、半分以上ミッションは終わった事になるのでは?

絶対の答えなんて無い

殆どのストーブ屋さんがお勧めする、2重煙突じゃなければ駄目なの?と言うとそうでも無くて、ユーザーがデメリットに納得すればシングルでも十分OKなのでは。

煙突掃除の回数が増えて、燃焼を維持する為に吸気を絞れないので薪の消費が早く、煙突が通る建物の断熱が必要になる、などの事を知った上でシングルを設置するのは全く問題ないと思います。

私自身2シーズン位シングル煙突で過ごしましたが、自作の2重煙突をストーブに取り付けて比較すると、ストーブは同じなのに燃え方が全く違うので今は2重煙突が好きです。

 

とは言え性能を出す為に必要な2重煙突って高価ですよね。

高価な煙突が不要なロケスト

ロケットストーブを開発する人はその高価な2重煙突が不要になるシステムを製品化しているので、意欲的な挑戦だと思っています。

ロケットストーブを簡潔に言うと、鉄の箱に短い2重煙突を取り付け、それを鉄の箱でくるんでいる。 短い2重煙突部分を高温に保つ事により、空気の浮力を発生させ強力な吸気を生んでいる。

そして良いことが多いロケストも、装置の中に2重煙突を組み込まなければ行けないので、デザインの制約が発生します。

要はだれが作っても同じ様な格好に近ずいちゃう訳ですね。

構造も簡単だし、デザインも似た物になるから、やれ誰かがパクッただの値段がどうだのと言う話を見聞きしますが、そんなのお客さんが決める事なのでどうでも良いんじゃないの。

ロケストはシングルで横引き可能なのは本当ですが、それも煙突内部に煙が通っての話で、コールドスタートの時はバーナーや焚き付けで暖かい空気の呼び水が必要になります。

 

 

そして今年の暖房器具

私は今シーズンの暖房にロケストを使い続けています。

煙突の端は工場の室内に解放しているので煤塵降下も目視で確認出来ます。

立ち上がりに少し煙が出ますが、一旦暖まると室内に煙突を解放しても煙を気にすることも少なく、お昼休みに燃焼室へ薪を半分くらい詰め込んでおけば小一時間追加の薪が不要なので重宝してます。

そして、ロケットストーブであれこれ燃焼実験を行い、自分なりの仮説と検証を来る返しているのです。

2次燃焼空気について

ロケストで一番大切なのは2重煙突部分以下ヒートライザーと呼びます。

ヒートライザーが高温になることで空気に浮力が発生することは前述しました。その次に大切なのはバーントンネルだと思っています。

薪ストーブの肝は可燃性ガスの燃焼かと思うので、色々な方法で可燃性ガスを滞留させて酸素と反応させ燃焼させますが、個人的には水平に伸びたバーントンネルが簡単で良いと考えます。

シンプルisストロングですから。

薪を沢山詰めすぎて、バーントンネルで燃え切らない可燃性ガスがヒートライザートップまで立ち上がり、未燃焼のまま煙突から排出されると工場中煙だらけになりますが、それは装置で処理出来る空燃比をこえた燃料の投入が原因な訳で、独立した2次エアーが必要な訳ではないと思います。

目視で炎を確認する限り、1次燃焼を終えた後も酸素は残っており、薪を詰めすぎない限り2次燃焼エアーが必要になることは無かったです。

そんな時は、1次空気の投入を増やせば良かったです。

まとめ

ストーブって見た目のデザインの選択は沢山ありますが、煙突の選択って少ないですよね。

ロケストも薪ストーブも煙突内の暖められた空気の浮力が燃焼の動力源なので、そこを理解できればブランド名だけでチョイスしなくても良いと思います。

一流品は素敵ですが、値段も一流なので私が手が出ません。

なので、アイデアで弱点を克服する事が好きです。

 

 

 

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