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開発コンペに参加します

 
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薪ストーブのブログなのに、記事の更新が出来ずストレスが溜まっていました。 

更新出来なかった理由は、今月28日応募〆切の姫路市が開催する「開発推奨コンペ」と言う物が有ることを2週間前に知り、急遽応募を決意したことが理由です。

最初はコンペで入賞すればラッキー的な軽い気持ちで参加を決定したのですが、独力ではどこから手をつけて行けば全く分からず雲を掴む様な話なので商工会議所の相談員に相談した所,

兵庫県ものつくり支援センターのアドバイザーの方をご紹介頂きました(以下、Tさんと呼びます)

そして今日やっと書類を書き終える事が出来ました。

挑戦する事が大きな経験

商工会議所の相談員から開発コンペの開催を聞いた時、理由無く「挑戦したい!」と閃いたのです。

しかし、過去の受賞履歴などを検索すると地場の大きな会社が受賞しているので企業規模では全く相手になりませんが、挑戦する事も含め今までに無い経験を実践で積む事が出来るまたとないチャンスと捉え、テンションを上げて応募参考資料を作り始めました。

応募内容は特許出願した薪ストーブに関する事なんですが、商工会議所経由で文章指導して頂ける事になった、ものつくり支援センターのTさんに先ずは、薪ストーブの構造や発明の詳細を説明する資料作りから着手しました。薪ストーブに関して全く知識の無い方へ、私の伝えたい事を伝えるのは本当に難しかったです。

しかし、参考資料を送信したら即現地で現物を見ながら説明を聞きに来てくださったので、その後の展開が劇的に早まりました。

意見の根拠と理論構築

意見の根拠

自分の製品や発明が良い!と言い切りたい所ですが、

一体何と比較して良いのか?どの部分がどの位良いのか説明出来ないと全くお話しになりません。ですので、比較対照群を用い、データを用いた考察を組み立てて行くプロセスを終始ご指導頂く事になりました。

お恥ずかしながら自省すると、意見表面するのにデータに基づいた説明に関しては全くの素人でした。 過去に大学院で教授からしっかりご指導頂きましたが、卒業して年数が経ちほとんどを忘れていました。

なので、現地調査にお越し頂いた時に、今後必要になるデータや方向性をご指導して貰っていた時は、指導の重要性に気付かず「なんだか面倒な事を求めますな-」と考えていました。

しかし、自分一人になり指導内容を精査してゆくと「なるほど必要だよね!」と納得できたので急いでデータの収集と文章のやり直しに着手しました。

私は会社に勤め、その様な分野に長けた先輩から今回の様なプロセスを学べる機会は有りませんでしたが、今回の支援を通じて一連の理論構築を学ぶ事が出来たのが大きな収穫です。

自社に資源がなくとも、何らかの行動を起こしながら自分の要望に合致する支援等を探す事も大切なスキルだと言う事も合わせて学べました。

第三者の視点を介在させる仕組みの重要性

前述の通り、私は一人で物作りを行っているので自分の製品評価は顧客の声しか知る事が出来ませんでした。

最終目標は顧客満足である事は間違い有りません。 しかし、自己バイアスが掛かった状態で自分の製品を必要以上に評価してしまうことも多々有ろうかと思います。

少なくとも私はそんな状態でした。

けれども、Tさんの指導は冷静沈着で「比較と検証」の論理展開を地道に積み上げる事を終始実践され、添削を何度も往復する内にある程度の型らしき物を学ぶ事が出来ました。

目の前のTさんを納得させる事無く、審査員を納得させる事など不可能なので、現場で仕事をしている時間以外はwordのドキュメント改訂に時間を費やしていました。

今回の目標はコンペで入賞です。

そこから逆算して、自社に文章添削の資源が無ければ、どこに相談に行けば良いのか考え、思いつくまま行動を起こした結果が今の状況に繋がっています。

ですので、自分の中でやりたい事が思い浮かんだら、はるか彼方にある遠い目標であっても如何に近づく事が出来るか考えて行動する事を楽しく感じます。

まとめ

以前の私なら、時間が無い、経験が無い、度胸が無いと、無い物を理由にこのような挑戦から逃げていたと断言出来ます。

しかし、今は帰宅したら就寝まで文章の推敲を行い、朝5時に起床して続きをする様な環境を楽しんでいます。

遠い目標に向かって目一杯背伸びしながらチャレンジして行くって、すっごく楽しいです。

結果に繋がる階段を着実に積み上げる事が出来たのなら、入賞と言う目標が達成出来るだろうし、もしダメでも次の目標に向かって行く時には以前の私よりレベルアップしているはずなので、今まで以上に挑戦への心理的ハードルが下がると思います。

とにかく、少し背伸びしたチャレンジって面白い!

 

 

 

 

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