外気導入の完成

 

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外気導入の改善を11月から取り組み、やっと時間が取れたのでしっかり仕上げる事が出来ました。

結果論になるけど、込み入った形状よりシンプルな形の方が方が作る手間も少ないし弊害も無いから良いことばかりだけど、失敗を参考にたどり着いた答えなので全て必要なプロセスかな。

失敗の振り返り

最初は年に1回取り外す、煙突掃除のキャップの脱着を簡単にそして穴位置を簡単に変更できるように込み入った形を作りました。

全く参考になる物が無いので、作るより考える時間の方が長くて完成品を見ると簡単な形だと思うのですが、ゼロからの開発は手間と時間が必要になります。

せっかく完成しても、実験してみると基本的に1度で成功することは無く、失敗を参考に次の1手を考えると言う感じで開発を進めています。

改善その1

実験はシンプルに、箱の至るところに穴を開けて行き、どの穴位置が一番空気が吸われて行くのか実験をしました。

3カ所開けて1番効果があったのは煙突の真下に穴を開けた時です。

出っ張った箱の2カ所はアルミテープで塞いでも、開けても全く効果がなかったのでいらないものと判断し、煙突真下の穴位置で現状の形を大幅に変えていこうと思いました。

なるべくシンプルに

結果的に行き着いた形状は、単なる箱にフランジがついた1番シンプルな形です。 シンプルイズベスト。

もうこれ以上簡単にすることができない位簡単な形に落ち着きました。シンプルにすると壊れにくいし製作時間を短くできるしいいことばかりなので後は良い結果が出ることを実験で確認するだけです。

実験で効果を確認し、結果が悪ければ悪い原因を推測し改善を行い、また実験を繰り返す。製品の開発と言うのは失敗の連続を糧に成功を探って行くプロセスなのだと改めて感じます。

しかし失敗が続くと気が滅入ってしまい、成功するイメージがわかず気分的にしんどくなるのですが、そんな時も諦める事は無く上手く行くまでテストを検証を繰り返します。

テスト結果

本体に外気導入箱をセットして、早速実験です。

焚き付けを行い、順調炎が大きくなって行くので概ね成功を確信しました。

アルミダクトの端っこに手をかざすと、「スーッ」と空気が吸い込まれて行くのが分かるのでしっかり空気が吸い込まれているのが分かります。

試しに、蚊取り線香をダクトの傍らへ置いてみると本体が暖まるに従い煙が横走りして行きます。

力強くヒートライザーへ吸い込まれて行く炎が美しい。

いつもの様にダンパーで炎の大きさを調節し、小さな薪を燃焼室へ投げ込んで開発成功を確信しようと思った刹那、煙突から臭い煙がモクモクと発生したのです。

通常の運転なら、少々の煙でも匂いが気にならないのですがKD01の発する煙は非常に臭く不愉快になります。

開発当初からこの不具合原因が気になっていたので、秋口から改善すべく実験と改造を繰り返し問題を解決済みだと思い込んでいたので、真の原因を未だ問題解決出来ていなかったのかとガッカリしました。

 

しかし見方を変えると、外気導入が完成して沢山薪を入れた状況で起こった現象だから、お客様へ納品する前に問題を認識出来て良かったし

工場の中へ煙突を開放しているからこそ問題に気づけたので、自分の幸運に感謝しました。

そして気落ちすること無くストーブを操作する中で、煙が消えない問題を解決出来る大きなヒントに気が付いたのです。

まとめ

外気導入が完成して良かったと喜ぶ間もなく、次の問題を検出。

過去に解決済みだと思い込んでいたので、ガッカリしたけど、成功に繋がる大きなヒントを掴んだからまたもや改善と実験を行います。

物作りと言う物は、自分が気になる事を放置しちゃうと後になって取り返しの付かない問題になってしっぺ返しを食らう事が多いので、問題から逃げちゃ駄目ですよね。

結果的に煙の問題も解決出来て、本当に素晴らしい機種に仕上がったのですがその話は次の記事に書きたいと思います。

 

 

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