ヒミエルストーブ

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出発の準備

 
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先週SD01が旅だって、しばらくは薪ストーブを作る事も無いかと思っていたんですがご縁が有ってKD01が旅だって行く事になりました。

今まで作った、最初の初号機は外観こそいじることは無いけど、中身は色々実験に卸すので自社の展示サンプルとしてお客様へ見て頂く為に手元に置いていたけど今回は初号機が旅立って行きます。

そして、せっかく使って貰うのだから可能な限りキレイな状態へ復元すべく作業に励んでいます。

先ずは、燃焼室内部の遮熱板形状を変更。

1シーズン使って見て、遮熱板の固定方法が気に食わなかったので変更したのと、燃焼室の溶接が気になったのでサンダーで隅肉を作って溶接をやり直しました。

 

そして、研磨材で外観が汚れた部分の塗装を剥離した後再塗装しました。 

やっぱり見た目のキレイさは大切だよねー

 

そして、扉を付けて燃焼テストです。

今回は2重煙突を接続するのが面倒だったので、シングル煙突を繋げてテストをしてみました。

シングル煙突をつないで燃焼するのは数ヶ月ぶりなので、前がどんな感じだったのか覚えていませんでしたが2重煙突と比べて空気の引く力がとっても弱いと感じました。

とにかくしっかり燃えず、フロントのドアを少し開ける事でやっと普通に燃える感じです。

シングル煙突で運用できない事は無いですが、久しぶりに焚き付けから巡航運転に入るまで木酢液がじゃんじゃん発生したり、とにかくシングル煙突での運用はデメリットが目に付きました。

 

製作者の僕ですら、シングルと2重煙突の比較をする事で違いを明確に認識出来るので比較対象の無い一般ユーザーへは2重煙突を絶対にお勧めしなきゃ行けないと思いました。

 

焚き付けはいつも通り、全く不満は有りません。

来週は木枠で梱包しなきゃ。

新しいオーナーの元で元気に活躍してくれると嬉しいですね。

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