京都からのお客様

今日は京都からお客様が見学に来て下さいました。
確か初対面は2年以上前にさかのぼり、神戸市西区「すみれ建築工房」で開催されている職人起業塾と言うマーケティングの勉強会でした。
お客様は長岡京市で建築会社を営む住宅のプロ、杉浦さんです。
杉浦さんは現在主流の高断熱高気密住宅のプロフェッショナルで、単に座学で学ぶだけでは無く実践を通じて研鑽を積まれている凄い方です。
杉浦さんのHP
断熱や家の事を詳しく説明している社長ブログはこちら
壁面断熱はグラスウールで、湿気の流れをコントロールする事が大切だと言うことも、社長のブログで理解しました。
大変勉強家である社長ブログをご一読する事をお勧めします。
薪ストーブ勘違いあるある
いままで、薪ストーブを見学に来て下さった方々に暖房性能についてお問い合わせ頂くことが多いのですが、家によって暖房効果は千差万別で、構造的な弱点を器具でごまかすことは不可能だとお伝えしています。
特に1階と2階が階段で接続されて、ドアなどで仕切られていない昭和の住宅では、薪ストーブを焚けば焚くほどに寒くなります。
それは何故かと言うと、薪ストーブで暖められた空気がお部屋の屋根を伝い階段が煙突代わりになってものすごい勢いで2階に流れて行きます。
寒暖差が大きければ、暖気の流れを体感できるくらい、ストーブによって作られた暖気が階段を上って行きます。
寒暖差が大きいほど上昇気流が大きくなるので、実際に体感したときは余りの強風にびっくりしました。
そして、上階へ吹き抜けたのと同じ量の冷え切った空気を屋外から吸い込むので尋常じゃないくらい寒かったです。
そして解決方法はシンプルで、階段全てを覆う階段室を作り空気の流れを遮断するだけ。
そのような状況に困っていたお客様へアドバイスをした所、早速階段を覆う工事を行いリフォーム前は3度くらいだった室温が工事後は20度を超えるとお喜び頂きました。
これって、古民家や吹き抜けのある住宅も同じような事例が起こりやすく、暖気は高いところに駆け上って行くので、現状に手を加えずに暖かい住宅を望むのなら暖房するお部屋を箱にして空気の移動が起こらないようにして下さいとお伝えしています。
クッキングストーブのデモンストレーション
今日は久しぶりにピザを焼きました。もう何回も作ったので手慣れた物です。
そして、もう一台でローストポークを作ってみました。
オーブンが200度をずっとキープしてくれるので、下味をつけたお肉をオーブンに入れ約20分くらいかけてじっくり中まで火を通します。
通常の薪ストーブだと、強すぎず弱すぎない微妙な火加減が難しいのですが、今回は話に没頭していたので放置しちゃったけども仕上がりはこの通り
ちょうど良い塩梅の仕上がりに作った僕もびっくりしました。
まとめ
煙りが少なく、燃費が良く、お料理が多彩。そして、ガラスの曇りがとても少ない。
その他にも色々アピールポイントはありますが、薪ストーブの世話に疲弊するのでは無く、薪ストーブを冬期の道具として使える様にここまで作り込むことが出来ました。
去年の今頃は、一人ぼっちの工場で完成した試作品の不出来に卒倒しそうになっていたのも良い思い出です。
商品開発のフェーズは既に終了し、今後はお客様の元へ納品して僕の考えるアピールポイントが本当に豊かさを生み出すのか検証するフェーズに変化したと感じます。
その証拠に今年は9月から納品の予定が入っており、良いことも悪いことも含めレビューを頂ける事が楽しみだな~
お客様がご帰宅され、焚き付けから5時間経ったガラスはいつもの通りです。