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暖炉とのジョイント

 
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3月に煙突を設置した現場で、ご注文頂いたSDS01を設置するまでせっかくなので手持ちの暖炉を置く事になりました。

そして施主様からのご希望で

1)可能なら暖炉を焚きたい

2)無理なら繋がっている感じで仕上げて欲しい

とのご相談。

 

うーむ、暖炉の煙突直径は200㎜で設置した煙突内径は150㎜。

アダプタをワンオフで作っても良いけど時間と予算が間に合わないのでどうしたものかと思案する事約1週間。良い感じに仕上げる事が出来ました。

即席アダプタ

工場にある材料で何とか出来ないかと見回すと、丁度良い長さの断熱材を発見。

 

ダクトのニップルが丁度暖炉の煙突に刺さる事は確認済みなのでニップルを準備。

そして外から、ニップル→断熱材→アウトアダプターと3重構造にする事で2重煙突アダプタの塗装焼けを防ぐばかりか、煙の漏れも面で受けると言うナイスな仕上げが完成です。

文章で書けば僅か300文字程度だけど、手持ちの材料でかなりいい線達成しちゃったかもと自画自賛。

 

作業に着手するまでは鉄板を切って、ベンダーでロールを曲げて部品を作ろうと思ったんだけど時間の制約が有って急遽方針転換しました。

この様に事前にあれこれ夢想していた事とは全く違う、思いもよらない解決策が思い浮かぶのが物作りの楽しさだと思うし大事にして行きたい。

 

出来ない事を人にお願いしたり時間を節約して自分のリソースを集約する事も大切な作業だけど、思いもよらないヒラメキが頭の中に降ってくる時って何とも言えない快感が有るのだな~

部品が出来上がれば後は現場にて確認です。

まるで既製品かの様に全く違和感なく仕上げる事が出来ました。

もうすぐプレオープンなのでテストの報告が楽しみです。

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