ヒミエルストーブ

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価格と価値の判断基準

 
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概ね4月で先シーズンの仕事を終え、5~8月は次のシーズンに向けての仕込み時期に入ります。

群馬へ納品するストーブの塗装もばっちりツルツルに仕上がりました。 今まで塗装の仕上がりが思い通りにいかない事が凄く不満だったけど、どのように解決すれば良いのか全く分からず毎回悪戦苦闘していました。

 

しかし今はこの温風塗装器を使う事により過去の苦労が嘘の様にしっかりとペイントできるようになり、本当に購入して良かったと思っています。

特に、鉄板の小端がエアガン塗装では塗り残しが多く毎回タッチアップに時間を費やしていたけど激減したのが嬉しいです。

遮熱パネルの色むらも発生しにくいので安心して塗装出来ます。 確か値段は25万円くらいした装置だけど時短と品質向上に大きく役立っているので良い買い物をしたと思っています。

 

価格と価値

従来通りのエアガンでも塗装を継続する事は十分可能です。

しかし僕は時短と品質向上のために25万円を費やす価値があると判断しました。今では値段以上の価値が有る良い買い物が出来たと思っています。

物を購入するには価格の制約が有るのは勿論だけど、物から得られる価値と価格を比較して判断をするためには自分の中に明確な基準となる物が有った方が判断しやすい。

僕の場合は値段以上のお得が発生すると思えば買う価値があると思ってしまう。

安い100万円もあれば、高い100円もある訳で、価格表は物の表面に付いているけど価値を判断するのは自分の中の話なので答えは人それぞれだし、各人の好みを尊重すべきだ。

 

そして何が言いたいのか、今日のブログを書きながら自分の主張が段々と明確になってきました。

僕が作るストーブは世界のどこにも売っていないオンリーワンの技術を開発して高燃費と利便性を追求しているので、その様な環境を求めている人にだけお届け出来れば良いと思っています。

 

そして話の核心なんですが、あくまでも僕の個人的意見だと断って書かせてもらえば「物が人を喜ばせるのではなく、人の心が動く事で所有する事を嬉しく感じる」と言う事です。

別の言い方をすれば、物が有るから幸せになるのではなく自分の気持ちが楽しいと感じるから物を気に入る。主体が人に有ると言えば端的でしょうか。

 

なので、欧州車で幸せな生活とか、薪ストーブを中心に暖かい生活ってのも有るかも知れないけど、基本的に自分の心が楽しさを生み出せる状況でなければ何を手に入れても心は空っぽのままかな?

 

良くある質問に「お客様の傾向ってありますか?」と言う物があります。

一概に傾向と言えるものは無く、皆様個性的で尊敬できる方ばかりだけど、ご夫婦であれば仲良くて価値の判断基準を自分の中にしっかりと持っている人が多いとお答えしてます。

 

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