秀徹の個人レッスンを受けてみました
僕は毎日薪ストーブばっかりを作っている訳では無く、2015年に入門した合気道へ週2回お稽古に通う事が趣味です。あと語学学習も。。
合気道の歴だけは長くなってきましたが、まだまだ初心者でお稽古をするほどに自分の未熟さを実感しちゃいます。
以前の記事で慢性疲労症候群から回復するきっかけを下さった「秀徹」の個人レッスンを受ける機会に恵まれたので思い切って東京まで行ってきました。
僕は人を殴った経験もないし、そもそも打撃の向上とは何ぞや?の世界に生きているのですが、秀徹の藤原先生がご指導されている身体操作にとても興味をもったので実際に技を受けて見たくなったのがコロナ真っ盛りの2021年。
メディアで連日の様に感染者の増加が叫ばれていた時期でも有り、仕事でお客様へご迷惑をお掛けする事も怖いから行きたいと思う欲求をそっと収納して風向きが変わるのを待っていました。
先生はyoutubeで身体操作の基礎となるトレーニングを公開されていますが、実際の感触は対人稽古でしか確認する事が出来ないのでいつの日か必ず個人レッスンを受講する事を決めていました。
世間には多くの先生と呼ばれる達人の方々がおられ、どの先生に教わっても間違いないとおもいますが僕は藤原先生の動画を見た刹那「この先生から教わりたい」と第六感が働きました。
自慢ではないけど、僕は自分の勘を信じているので後は実行するのみ。
偶然にも個人レッスンの空きスケジュールを見つけたので、即決で申し込み準備に着手したのです。
秀徹のリンクは下のボタンからリンクしてますので、興味のある方はどうぞ。
東京への移動
最終列車が出発した後の姫路駅は寝台列車を待つ人だけがホームにいる寂しい場所でした。
まさか数か月前に乗った寝台列車にもう一度乗る機会が来るとは夢にも考えなかったです。
今回は2階のシングルルームだったので朝日がとてもよく差し込み気分が良かったし、列車での睡眠に慣れたのか前回よりぐっすりと眠ることが出来ました。
そして到着したのが極真空手の道場。
なんだか慣れない場所なので非常に緊張します。
個人レッスン
レッスン内容は動画でレクチャーしている内容の補足説明からスタートしました。
先ずは基礎となるフォーム。
そしてその姿勢がどの様に出力されて効果が出るのかをポイントを絞り説明して下さるのが非常に新鮮でした。
なぜなら、身体感覚を伝えるためには感覚を一旦言語に置換して伝えなければならないのだけど、多くの場合出力された状態の説明が多く、そこに至るまでのプロセスを感覚の無い人に伝えるのが非常に難しいのです。
例えるなら「歯がしみる」感覚は情報の送受信を行う双方が「しみる」と言う身体感覚を共有しているから言語での情報伝達が成り立つものであり、歯がしみた事の無い人にはいくら言葉を尽くしても伝える事は非常に困難。
それと同じように身体操作でも、自分が認知出来ない身体の動きは丁寧に説明されても目の前に「有る」事を自覚出来ないのでどうしても呑み込みが遅くなりがちです。
しかし先生は独自の姿勢矯正メソッドを利用して身体の動きを認知する事を教えて下さるので非常に明快でした。
最も基礎の動きから段階を踏んで発展編へと繋がって行くのだけど、僕の頭では全て覚えきれないので帰りの電車で忘れない様にメモを書き残したから帰宅してからも一人鍛錬に励むことが出来ます。
僕は動画を見てひとり個人鍛錬をするのが性格的に好きなので、教えて下さった内容をしっかりと繰り返し自分の中に感覚を持ち歩けるようになるのが今年の目標になりました。
もしかして先生のレッスンを受けようか悩んでいる人が居れば、迷うことなく試して見る事をお勧めします。
個人的な意見だけど少なくとも僕は大満足でした。
特に対人でしか感じる事の出来ない達人特有の触感を経験できたことが大きな財産です。