ヒミエルストーブ

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築炉のプロも驚いたブレークスルー

 
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三ツ石耐火煉瓦の営業部長さんとお話をする中で、私が去年発見した耐火煉瓦仕様のヒートライザー構築について寿命や築炉のアプローチなどを質問してみました。

口頭で説明してもイメージが伝わらないので、製作途中の写真とともに重要なところはスケッチを添えてお話すると… 確かにそのように組み合わせれば問題なく機能しますね。

そのようなレンガを積み上げるアプローチは、今まで顧客より要求が無かったので考え付くことが無かったけど問題ありません。

との回答を得ることが出来ました。

現在のヒミエルストーブは鉄の本体内部に耐火煉瓦をくみ上げて驚くような性能を発揮します。

出力特性が従来と異なり、薪から発生する木質ガスをしっかりと燃焼するには一つの完成形だと思えるくらいクリーンな燃焼を実現。

しかし、耐火煉瓦を積み上げてストーブ内部構造を作る経験が無かったのでテストモデルを作っては失敗して、失敗の理由を考察して対策を行うという地道な作業を行った下準備の種が偶然芽を出したのであり、行動と偶然が無ければ今に至ることは無かったでしょう。

新構造に変更してから部品の寿命について憂慮していたけど、メーカーの技術者より大丈夫とのお言葉を頂いたので今後は安心してお客様へお届けする事が出来ます。

今回訪問した備前以外に、昔から名古屋にも耐火煉瓦メーカーが存在します。

両方同じようなJIS規格に則った耐火煉瓦を販売しているんだけど、なぜか名古屋の製品は重量が軽くてお値段が安いのです。 

素材に関しては同じお値段で性能が同じという事はありえないから、そのあたりの疑問をストレートに聞いてみると私の推測は当たっており、低い温度帯では差が分からなくても高温領域に対応した製品を名古屋のメーカーは製造する事が出来無いとの事です。

こんな感じで電話では話すことの出来ない、対面でしか得ることの出来ない貴重な一次情報を学べるのが出張の醍醐味ですね。

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